425
「バスでAirlie beachまで」

昨日の晩から今朝までずっとここにあるマンガを読んでた。今朝も雨。ほんとにCairnsは雨だらけだった。二度とここには来ないだろう。ゆうじさんには色々世話になった。色々俺のことを気遣ってくれた。根はやさしい人やし人もいい。しかし、どうして彼は日本人のたまり場に自ら好んで行くのだろうか。Aucklandでもそうやった。この辺のところは俺には理解できん。勿体ないような気がするが。
Airlie beach
までのバスの中は熟睡してた。途中TownsvilleBowenに止まったがそれ以外は記憶にない。ここAirlie beachの天候もパッとしない。どうやらここもまだ雨期のようだ。この町は見るからに観光の町って感じで、dive shopやミーハー客が来そうな店が建ち並んでいる。しかし、町中に日本人が見当たらないのは不思議だ。日本人は日本人のいる所に固まるのだろう。俺にとってはなんとまあ居心地のいいこと。これはgoodやね。
それに、久しぶりのBP。やっぱりBPやで。日本人のいないBP。いいね。きれいとは言えないが、$10に負けた。問題は天気やな。よう考えたら俺はOZに来て、Uluruに行ったぐらいで他カジノ以外何もやってない。それは、ほとんどのactivitytourになっているからだが、このまま意地を張って何もせえへんのもな。折角Great Barrier Reefにいるんやからな。Snorkelingぐらいせんとな。

426
「久しぶりに珊瑚とご対面 in White Haven Beach

今朝は少し晴れ間がある。どうするかtourに参加するか。色々検討したあげくめし付きの$58のミーハーtourに参加することにした。Snorkelingだけでもやっておこう。
このtourの内容はまずはWhitsunday islandの有名なwhite haven beach2時間ほどゆっくりし、その後Hook islandMackeral beachsnorkelingをするというコース。当然、移動はずっとボートだ。俺はとにかく眠くてしゃあない。ボートの上でもほとんど寝てた。このtourのミーハー客はすべてが外人やと思ってた。全部で40人ぐらいか。しかしwhite haven beachに着くと俺の肩をたたく奴が。そう、CairnsBPでいっしょやったKoreanのジョンでは。びっくりした。もっと驚くことにジョンのBPにはまたもやしゅんじ君がいるという。ほんまに偶然やね。
White haven beach
は前評判通りすごくきれい。ゆうじさんは東海岸で一番きれいと言ってた。砂は真っ白でおまけに泣き砂だ。海の水もきれい。これがtourでなければ俺はもっと感動してただろう。ただ、少し天気が悪いのは残念だ。これで晴れていればな。俺はとにかく眠い。よってbeachでずっと寝てた。
それから、ボートの上でめしを食って、Hook islandの方へ向かった。そうsnorkelingだ。しかし、天気は増々悪くなり、すっかり雲ってしまった。やっぱり、やめとけゃよかったかな。水もかなり冷たいし。しかし、珊瑚の周りで泳ぐのはやっぱり最高やね。これはバヌアツを思い出す。色んな色の珊瑚に魚。魚君たちはなぜ俺らが来ても逃げへんねやろう。もう慣れてしまってるのかな。それにしても、鮮やかな色だ。珊瑚もそう。こりゃ海にはまる人ははまるやろう。今回はバヌアツの時ほどの感動はなかったがなかなかいいもんだ。これがtourでなくもっと天気がよければ最高やったのに。結局、俺は40分ぐらい泳ぎ続けてつかれてやめた。もうこれで満足した。
今晩、久しぶりにしゅんじ君と再会。ジョンも混ぜて3人でずっと話してた。ジョンからハングルとブルコギの作り方を習った。ハングルは思ったよりも簡単だが、なんと言っても発音だ。日本語にはない発音の使い方をしている。ブルコギにはコチジャンが必須。ジョンはやっぱり旅にコチジャンは欠かせないと言う。そうやろ、そうやろ。俺でもなければ辛いのに実際Koreanとなるとな。
しゅんじ君はここを気に入ったみたい。divingshopを探しているようだ。見つかればいいがな。焦ることはない。まだ、ワーホリが始まったばかりなのだから。

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「何度も再会した仲間ともこれでお別れかな」

晴れてるやんけ、むかつく。Snorkelingを今日にしとけばよかった。しまった。
AM10:00
に宿をcheck outしたがPM7:30のバスまですることがない。何かしようとするとなんでも銭を取られるのがオチだ。時折、雲りはしたがこんなに天気がいいののいな。勿体ない。
Airlie beach
自体はたいしたことないbeach。汚いし、狭いし。日焼けを楽しんでいる連中がポツポツといるぐらい。それにしても、なんで日焼けしようとする人間はクリームを塗るんや。焼けたくなくて塗るのはわかる。焼きたいんやったら塗るな。ややこしいやないけ。UVが強すぎて嫌なら木陰で焼け、ドアホ。紛らわしい。Beachがきれいなら俺も泳ぐんやけどな。バスの時間まですることがない。しゅんじ君と話したり、beachで寝転がったり。まいった、まいった。
バスに乗る前にしゅんじ君と軽く飲んでた。彼と会うのもこれで最後かな。方向がいっしょやったからな。DarwinBPでいっしょになってTownsvilleまでliftで来て、Cairnsで再会して、そしてまたこのAirlie beachで再会。彼は俺と同じ歳。うまく仕事が見つかればいいが。

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Hervey bayまでの移動日」

Hervey bayまではバスで約12時間。俺がHervey bayに寄ることにしたのはCairnsで会ったあの広島の女の子2人が薦めてくれたからだ。それにしても、こんなに有名なところとは思わんかった。Airlie beachから乗ってきた連中のほとんどはここで降りた。びっくりやね。
俺はバスの中で1人の日本人の青年に声をかけられた。歳にして2425歳ってところか。彼はtourist visaらしいが今まで2ヶ月ほどずっと妹と回ってたようだが、今回初めて妹と別れて1人で旅することになったみたい。すごく不安そうでドキドキしてた。当然、妹といっしょだったため英語は全くだめ。宿の予約はどうしたらいいかとか、どういうふうに旅したらいいかとか俺に聞いてきたが、始めは誰でも不安だ。俺は少し旅のテクニックを教えてあげるために彼と同じBPに泊まってあげようと思ったが、
「かわいい子には旅させろ」
か。それに、男やしな。何事も経験。しっかりがんばれ。
NZ
ではテントサイトのあるなしで宿を決めていたが、OZではやっぱり安さやな。BPにテントを張らせてくれるところは少ないし。しかし、今回は広島の2人が薦めてくれたBPに泊まると決めていた。何と言っても$10やからな。この値段のわりにはなかなかgood。人も少ないしいいね。
Hervey bay
に来る連中はほとんどがFraser Islandに行くようだ。もちろんtourで。世界遺産に指定されているところだけあってここに行くためにみんなこの地に来るようだ。ほとんどのBPtourorganizeしてて、2 night 3 day$105。今までのtourと違って4WDcamp 用品をすべて貸してくれて9人ぐらいでtourに出かける。その点はミーハーtourと違ってええが9人もいるとな。1人旅の俺としては辛いね。俺には関心のないtour。銭と時間があれば自分で船で渡って何日か歩き続けたいな。
Hervey bay
Airlie beachに比べたら少しきれいかなってところ。Beachがずっと続いてる。明日ゆっくりチャリでも借りて走ってみよう。とにかく、どこ行ってもtourtourばかりで嫌になってくるな、この国は。
よう考えたらAirlie beachsnorkelingしたため残り$150を切った。余分に現金3万円あるがこれは使いたくない。あとBrisbaneGold CoastCasinoも残ってるし、どう考えてもSydneyまで足らん。これは勝つしかないね。ほんまにこの国は銭のいる国だ。1ヶ月半経っても好きになれんな、全く。

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「人をうまく自分のペースに巻き込むすごい奴」

この辺りに来ると朝晩は冷える。時期的なんもあるかもしらん。
今日はチャリを借りてbeach周辺をサイクリングした。Hervey bayの周りがサイクリングロードになっている。これは非常に走りやすいし、その上天気がいい。Beach自体はそれほどきれいでもない。俺が今まで見たbeachの中では中の下ってところか。日焼けしている連中もいるし、釣りをしてる奴もいる。もっと海が深かったら俺も泳ぐのだがこの辺りはかなりの遠浅。Low tideになると沖100mぐらいまで潮がひく。これじゃ泳げんわ。
俺の泊まった宿は$10にしてはgoodだが人が少なすぎる。各部屋がコテージになっていて、俺のドミは10人用だが俺以外2人しかいない。そのうちの1人EnglandAJが夜飲みに行こうと誘ってきた。AJEnglishのくせに肌の色が黒っぽい。そう、俺の予想した通り彼もインド人だった。もう勘弁してくれ。インド人は嫌や。ただ、AJはエミシャと違ってインド人のことを嫌っている。彼もインドに行ったことはあるらしいが、インド人は大嫌いと言ってた。そのせいか、俺と少し気が合う。
AJ
のいいところは人と話す時はすごく積極的でまず自分の名前を名乗って周りの人を自分のペースに巻き込む。俺と同じスタイルだがこれが英語となると俺はまだ少し引いてしまう。俺らがpubに向かって歩いている時にpubに行きたいと俺らに聞いてきたカップルともすぐに仲良くなり、この2人もいっしょに連れて行った。Pubの中でもどんどん色んな人に声をかけ、すぐに仲間になる。女の子に声をかけてもAJの場合いやらしくない。俺の場合まだまだ英語力がpoorなので外人と1対1になると会話が続かなくなる。この辺は俺自身すごく悔しい。この日本語のしゃべりが英語でできればな。
俺はsave moneyをいつも考えていて、今日なんて朝はサンドイッチを作って、昼めしはわざわざ作りに帰り、晩めしも昨日の残りのパスタを食ってよし今日は銭を使わんかったと思ったらpubに行く羽目に。いつも何か誘惑がある。E-mailを見たり、人といっしょに飲んだり。ただ、こういった出費はけちりたくない。これをけちったら俺じゃなくなるからな。
外人はとにかくパーティ好きな奴が多い。BPで知り合った者同士よくいっしょに飲んだり、pubに行ったりしてる。
「とりあえずpubにでも行こか。」
って感じだが、日本人は全く逆。日本人同士固まって、pubに行くよりもBPに買い込んで飲もうという考えで、俺も日本人同士ならそうしてるだろう。ただし、固まるのは嫌やけど。だから、pubに行っても日本人は見かけないし、日本人だらけのCairnsでもAucklandch-chでもそうだった。行くとしたら日本人ばかりの「マルガリータ」のようなところ。Pubに行く、酒を飲むという行動に国民性がよく表れる。俺は外人とpubに行くのは結構好きやし、気の合う日本人とゆっくり飲むのもいい。どっちにも偏らんスタイルが飲んでて一番あきない。でも、もう時期外人連中と飲めなくなり、日本人とばかり飲むようになるのは寂しいな。

430
「久しぶりの大都会Brisbane&チケットの件ではやらっれっぱなし」

今朝、宿を出る前にAJの見送りを兼ねてofficeに行くとAJと同じFraser isandtourに参加するという日本人女の子2人と会った。俺は始めKoreanかなと思った。彼女たちも俺を日本人と思わんかったようで、どうやらここの従業員と思ったらしい。おいおい、わしは客やで。そのうちの1人の英語は俺がOZで会った日本人の中ではたつみ君に次いでうまい。こっちに来て9ヶ月になるというが彼女は一生懸命勉強したな。その彼女に、
「なんでこっちに来て2ヶ月も経ってないのにそんなに英語うまいんですか。」
と聞かれたが俺の英語をうまいと言ってるようじゃまだまだだ。しかし、こういうやる気のある子とは話してみたいね。
ここからBrisbaneまではバスで5時間ほど。5時間という時間は短い方だ。バスに乗っての移動はケツは痛いが映画を見られるのがいい。こっちに来るまでは映画なんて全く興味なかったがTaurangaで仕事がない時とかよくみんなでビデオを借りて見たもんだ。ほんとに外人は映画好き。おかげで、俺もすっかり好きになった。
久しぶりの大都会Brisbane。町中には高層ビルが建ち並ぶ。さすがに人も多く、golden weekを利用して来たミーハー日本人も目立つし、何と言ってもKoreanの多いこと。当然、Chineseも多い。一気にアジア人の人口密度が増えた。こういうところはいるだけでしんどい。俺のBrisbaneに来た目的はCasino以外ない。それと、帰りのticketの変更のためだ。
今日は金曜日。明日ここを出て、おそらくSydneyに着くのは出国の1 or 2日前。そうなると今日中にSTAに行って日程を変更せなあかん。もしCasinoで勝てば元のままの日程でええが、仮にここで負けてGold Coastで勝って日程を変更したければSydneyで元のままに戻せばいいか。そう思ってSTAに向かって日程を変更したいと言うと手数料$30いるとのこと。おいおい、話がちゃうやないか。Ch-ChSTAでは2回までfreeで代えられると言ってたやろ。Ch-ChSTAにはもううんざりだ。Sydney outを他に代えることはできるかと聞いたら手数料$50ぐらいでできると言ったくせに、結局はCredit value次第になってしまったし、今度もそうだ。全くむかつくで。STAticketの件で計$50は損している。何事も経験と考える以外やってられんで。
OZ
に来たのははっきり言って失敗。Ticket$1200TC$2500、大体$4000は無駄にしたな。こんなけあればアジアを半年は旅できたな。NZにいた11ヶ月で使った銭は25万円もいってないんちゃうか。バヌアツで15万円ぐらい。OZのたった2ヶ月で30万円ぐらいか。ほんまに無駄金やったね。でも、来てしまったもんはしゃあない。なんとか少しでもCasinoで取り戻さんとな。

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Brisbane Casino ラウンド&なんとあの今時の東京ギャル2人と再会」

さあ、仕事だ。早朝CasinoAM7:00だというのに人がかなりいる。やっぱり、土曜日の朝となるとな。Brisbane Casino24時間 openminimum $5.00。服装はそれほど厳しくないかな。俺が着いた頃にはちょうどトランプを新しいのと交換する時間帯だった。
今までCasinoに行ってこんなことは初めてだ。1 shuの間俺らが誰も勝てない。そう、ディーラーがものすごいついてた。ディーラーも俺らに申し訳なさそうだった。当初の予定は$50のつもりだったが当然速攻負けてしまい、予定変更でもう$50ほどbetすることにした。やっぱり現実は厳しいね。結局、人が多くなってきたので途中で止めて$40ほど負けたか。う〜ん、地道に働くのが一番いいか。
最後の決戦場Gold Coastに行く時間が来た。そうなるとSurfersに行くことになるが当然俺にはこの町は興味なし。いざ着いてみてびびったのはこんな海沿いに高層ビルが建ち並んでいるとは。ミーハーホテルに高級マンションと言ったところか。その上、日本人だらけでこれは今までNZOZと俺が旅した町の中でその日本人密度が圧倒的に多い。ちょうどGolden Weekやしな。町中を歩いてもみやげ物屋だらけでほとんどの店に日本人のスタッフがいるし町中日本語が氾濫している。Koreanもかなり多く、surfertargetにしたところと言うよりはJapaneseKoreanChineseのミーハー客をtargetにしたところと言っていいやろう。まさしくsurferも含め彼らにとってはParadiseだ。日本のものばかりを扱っているコンビニもあるしな。全く驚きの町。ミーハーtourist相手に人工的に作られた空間。その意図にまんまとはまって色んな物を買い込んでいる大バカ野郎共。Casinoがなかったら絶対来なかったな。
俺が町中をブラブラしていると、なんとあの今時の東京ギャル2人と再会した。Brisbanee-mailcheckした時に、ここにいるという知らせは聞いていたので会うかもしらんなと思ってたが。それにしても、こんなでかい町で再会するとは。正直、少し会ってみたい気もした。というのは、あの旅の後2人がどう変わったか見たかったが、相変わらずやな。今だに日本人ばかりとつるんでいるみたいやし。あの2人はいっしょにいる限りあのままやろう。それで、2人が満足しているならそれに越したことはない。
俺が泊まったドミは1泊$12Surfersにあっては安い方だ。きれい、汚いはどうでもええ。安いに越したことはない。ただ、俺らしくなくここに来る前にあらかじめ予約しておいた。安いドミはすぐ埋まりそうやし、なんと言っても今はGolden Week。でも、よく考えたらミーハー客がBPに泊まるわけないか。
今晩ここの外人勢に飲みに行こうと誘われた。正直、OZ残りわずかで金銭的にも余裕がないが、外人勢と飲むのもしばらくできんからな。$10払って他のBPの連中とバスに乗ってclubを回るという企画で各club 1 free drink。う〜ん、どうするか。こういう機会は銭では買えんしな。よし、行こう。
外人はとにかくパーティー好きな奴が多い。おもしろいことに、どんなに日本人tourist(ミーハー、ワーホリも含む)が多い町でもpubclubではほとんど見かけない。そうなると、東洋人は目立って俺はよく声を掛けられる。1件目のclubでもそうやった。Taurangaにいた頃にはそれほどpubに行くのは好きでなかったが、今は結構気に入っている。とにかく、外人勢はfriendlyで俺の性格に合っている。俺の英語力がupして会話できるようになったのも大きい。しかし、長時間同じ人と話すとなると今の俺の英語力ではだめだ。こういった時はほんとに悔しい。
俺は2件目のclubに行った時点で宿に戻った。どうもdisco musicのかかっている店は苦手だ。うるさすぎる。ほんとはもう2件ほど行く予定だったが、つかれて眠くなってしまった。これが外人勢と飲むのは最後になるかもしらんがそう思うと寂しい。日本人同士で飲むとどうしてもかたい話になりがちだが、外人といるととにかく楽しめる。彼らは純粋にその時間を楽しもうとしている。しかし、時には筋の通ったしんのある日本人とゆっくり話すのもいい。
深夜のsurfersの町はほとんどが外人で占められている。昼間あんなにいたミーハー連中は果たしてどこに消えたのか。大澤さんがNZで言っていたように、海外の飲み屋に入るのに抵抗があるのかな。しかし、何事も経験。こういったスタイルの飲み屋、飲み方があるというのを知ってほしいし、折角海外にいるんやから日本人同士固まらんと、外の空気に触れて色んなことを感じとってほしい。こういった視点をミーハー客も含め海外に来る日本人が持つと、彼らはもっと違った有意義な旅行ができると思うが。これも国民性かな。

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Gold Coast Casino ラウンド」

final round。早朝バスに乗ってGold Coast Casinoに出かけた。ここは24時間 open。しかし、minimum$5.00 tableがあるupstairsPM0:00にならんと開かんみたいで俺が行った時間帯は$10 tableminimumだった。これはまいった。昼間で待ってもいいが運よく1つtablefreeになってる。俺の好きなディーラーと1対1だ。よし、やるか。$10 tableで資金$50はかなりつらい。しかし、予想に反してカードの流れがよく、しばらくすると$150を越えた。ここで止めてこの資金を持って昼から戻って来てもよかったのだが、流れがいいからと思ってやったのが失敗。Shuffleが終わって急に流れが悪くなりみるみるうちに持ち金がなくなった。やっぱり、$10 tableになると浮き沈みも激しいね。これで俺のgambling tripも終了。Total$500ぐらい負けたかな。
俺はたまたまこの旅をCasino中心に考えた。これは決して人に薦められないし、俺としても正直満足していない。俺の旅にgamblingは入っていないが、あまりにOZが俺に合ってなかったのでそうした。終わったことは仕方ないし、特に後悔もしていない。これほどおもろない国も初めてやね。Tasmania以外は二度と来ないやろ。
Casino
から戻って町をブラついていると、なんとHervey Bayに行くバスの中で知り合ったあの不安気な日本人と再会した。相変わらずビクビクしてて、「地球の歩き方」を手に持ってた。どうやら日本人ばかりを探しているみたいだ。まいったね、こういう人は。俺は色々旅のことを話してやった。彼は納得していたが、とにかく行動力に欠けるタイプの人間。そんな彼と今晩飲むことになった。
夕方、俺のいる宿にあの今時の東京ギャルのうちのあきちゃんとその友達が訪ねてきた。俺がいるBPは知らんはずなのに、どうやら色々探して会いに来てくれた。彼女とは10日間もいっしょに旅したからな。あの旅の中で色んなことを話してやったがそれが彼女自身にどう影響を与えたかな。何かを感じ取ってくれたことを俺は祈るだけやな。彼女とはもう会うことはないやろ。わざわざ来てくれてありがとう。
You are only young once !!
それから、あの不安気な日本人、もとさんのいるBPに向かったが、このBPはほとんどが日本人らしい。うちのBPから歩いて2,3分やのに、うちのBPは外人しかおらんぞ。集まるところには集まるもんやね。どうやって彼らはこういった情報を仕入れているんやろう。日本人だらけの町やからな、ここは。俺は昼間通りを歩いてて、日本かなと錯覚したぐらいだから。
このBPにいる日本人を何人か混じえて飲んだが、話を聞いてると情けなくなってくる。したいことがあるならすればいいのに。英語を勉強したいならすればいいやん。高い銭払って学校行って、そこを英語を勉強するところというよりは仲良しクラブと思ってるようだ。こういった連中がこれからの日本を支えると思うと日本も終わりやな。もうワーホリをせいぜい楽しんで下さいと言うしかないな、これは。まいった、まいった。

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「ヒッピーの町、Byron Bay &カメラをぱくられた」

Byron Bayまではバスで2時間ほど。これぐらいの時間は全然たいしたことない。Byron Bayに1つだけテントを張れるBPがあるらしいが、あいにく今日は雨。どうやら2,3日降り続いているようだ。出国前にテントを張ると日本に入る時に色々聞かれるやろう。特に、濡れていたり泥がついていると。そう思って俺は町中のfree breakfastBPに泊まることにした。
Byron Bay
は予想通りヒッピーの町。町中ヒッピーだらけだ。それと、Gold Coast以上にsurferが多い。これにはびびった。ただ、CairnsSurfersのようなミーハー客が多いところよりここみたいにヒッピーがいる町の方が俺は落ち着く。当然、彼らはガンジャを吸っている。ガンジャを吸いたければ吸えばええし、特に人に迷惑をかけていないから俺はいいと思う。嫌がっている人に無理に吸わせたりしたらあかんけどな。
俺のstayしたBPにはなんと長期滞在日本人が1015人もいる。当然、彼らはsurfing目的やろう。中には腐ってる奴もいる。どうもここ最近旅先で日本人と多く会うので気持ち的にすっきりせん。別に彼らを否定するわけじゃないが、ミーハー客や腐ってる連中を見ると腹立ってくる。いい悪いの問題じゃなく、単に好き嫌いの問題だ。特に、固まってる連中とは話す気にもならん。嫌な奴ばかりやないけど。
俺は宿で会う日本人にも必ず英語で話しかける。そのせいもあって俺が出会う日本人のほとんどは俺を日本人と思わず俺が日本語を話すとすごくびっくりされる。時にはブラジル人と間違われたこともあったがもう慣れた。見た目が日本人に見えないのは今となれば俺はその方がいい。
今晩、ふとかばんの中を見るとカメラがなくなっていた。昨日の朝はあったのは確かなので、たぶん昨日の夕方やと思う。Surfersのドミに1人怪しい奴がおったからな。確かに人のものはぱくる奴は悪いが、ぱくられた俺も悪い。かばんを自分の身から離したのはほんの30分ほどで、少し気を抜いてしまった。いつもならかばんにカギをかけるのだが。フィルムも2,3枚しか使ってなかったし、折角海外保険に入ったんやからそれにapplyしてみよう。何事も経験やから。幸いかばんからぱくられたのはカメラだけで、俺の大切な日記やaddress帳、それにメモ帳は無事やった。これをぱくられていたら泣いてたね。出国前というのにな。ほんまOZではいい思い出がないな。

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「急遽出発 to Coffs Harbour

今朝free breakfastを食ってすぐにPoliceへ向かった。そうInsurance claimの用紙をもらいに行くためだ。いざPoliceに行ってみると、なんともええ加減なこと。適当に紙に状況を書いてくれと言われただけで特に何も聞かれなかった。ただ、カメラの証明書みたいのはあるかと聞かれたがそんなもんはもう持ってるわけない。買ったのはだいぶ前なのだから。宿に戻ってから、BPのオーナーのサインをもらった。第3者の証言もいるらしい。おそらくぱくられたんはSurfersやと思うが、ここの宿の人には迷惑をかけた。嫌な思いさせてしまったかな。
2
日前、surferで飲んだあの不安だらけのもとさんと同じBPにいたまさと君が昨日中にByron Bayに来ているはず。というのは、彼らにliftSydneyまで乗せてもらうことになっている。俺はそのことでこの2人を探そうとしたが俺の感では彼らはYHAに泊まってるな。そう思っていざYHAに行ってみると予感的中。我ながらあっぱれだ。予定では明日出るはずだったのが、急きょ今日出るということになった。なに〜。車の持ち主のまさと君の都合やからしゃあない。俺はBPに事情を言って(盗難のことも絡めて)今夜stayするはずだったのをcancelしてもらった。彼らとはPM5:00に待ち合わせることにして、俺はPoliceに行ったり町をブラブラしてた。
Byron Bay
はほんまにヒッピーだらけだ。宿の連中もガンジャ吸ってるし。彼らの格好を見るとアジアを思い出すね。俺もヒッピーやったからな。それと、surferも多い。これはGold Coast以上かも。特に、今日は天気がいいから朝から晩までsurfingを楽しんでた。
Byron Bay
OZ最東端の町。そう言われてもパッとけえへんけどな。Beachはなかなかgood。所々泣き砂になっていた。そのbeachで外人勢が日焼けを楽しんでいる。気つけろよ、白人共。UVが強いからお前ら皮膚ガンになってしまうぞ。それと、1つ注意しておく。ある程度UVを避けるためやろうが、日焼け止めを塗るなら日焼けするな。ややこしい。女の子がまゆげを剃って書くようなもんだ。剃るなら書くな。
夕方、久しぶりのliftで南へ下った。バスで行くよりliftの方が安いやろ。なんせこの車はLPガスやからな。正直、もうliftは止めとこうと思った。特に、今回はまた日本人だけやし。しかし、Sydneyまで行くだけやからな。俺ももうこれ以上この国は興味ないし。
今日のstay先はCoffs Harbour。俺の予想した通り彼ら2人はYHAに泊まろうと言いだした。Anti YHA派の俺としては正直嫌だが、これがliftの辛いところ。周りに合わさないといけない。まいった、まいった。

55
Sydneyに帰ってきてしまった」

昨晩からまた天気が悪くなった。よって今朝も雨。どうもこの季節はNZにしろ、OZにしろ雨が多い時期なのかもしらん。
今日の予定はわからん。まさと君次第だ。このCoffs Harbourも途中寄ったPort Macquarieもたいしたことない。単なるbeach。これならまだByron Bayの方がよかったかな。やっぱり、東側は交通量が多い。そうなると車線変更も多くなるし、変なとこで気を遣ってしまう。それに、今日は天気がいまいちはっきりせんし。途中で俺が運転する番になった。これがOZ lastになるやろう。運転するなら内陸の方がおもしろかったな。道自体boringやったけどスケールを感じたもんな。東の方は日本といっしょや。同じ左側通行やし。
3人で運転を交替しながらなんとか今日中にSydneyに着いた。まさかこの町に帰って来るとは思わんかった。それにしても、ケタ違いにでかい町だ。交通量といい人の数といい。Brisbaneででけえと思ったがそれ以上やね。帰ってくるつもりはなかったんやけどな。そう思っているところには帰っていくもんかも。AucklandQueenstownもそうやったし。
俺ともとさんは、まさと君にSydneyを出る時に絶対来えへんやろうと思ってた日本人BPで降ろしてもらった。ここにもまさか来るとは思わんかったがドミ$16に米freeときたら残金がほとんどない俺にはここしかないやろう。それにしても、相変わらずJapaneseが多い。ああ、嫌になってくるな。このBPのわからんところは日本人用、外人用、Korean用とkitchenを分けているところ。なんでこんなnonsenseなことするんやろ。こんなことすると固まる傾向がある日本人、Koreanが増々固まる。旅先のBPで色んな国の人々が同じ空間をshareするというのはほんとにすごいこと。その人々と会う確率を考えたら天文学的な数値になると思う。自分を変えてしまうような出会い、出来事があるかもしらん。そう考えたらもったいないような気がする。当然、日本人同士のすごい出会いがあるかもしらん。これが世界規模になると思うと。

56
「しっくり来ない会話」

Sydneyに来ても特にすることはないが、強いて言うならOlympic stadiumの見学にでも行くことかな。しかし、話を聞いてるとまだ工事中で、完璧にはでき上がってないみたいだ。それに、今日も天気悪いしな。
昼すぎにまさと君が来ることになった。彼の友達が日本に帰るというので今日いっしょにBBQに参加しないかとのこと。日本人ばかりの仲良しクラブってところか。でも、まさと君には世話になったしな。よし、今日は彼の顔をたててこのBBQに参加することにしよう。BBQに場所はManly beachCityの北のはずれ。予想通り今時の連中が15人ほど来てた。ただ、彼らはすごくaggressiveやったな。自分から人に話しかけていたし。大勢いたっていうのもあるし。
初対面の人同士が話すことになるとどうしても自分の経歴や今どういうことをやっているか、出身はどこか等を話すことから始まる。俺は日本でもアジアでもそしてNZ、バヌアツでも色んなことをしてきた。ただ、特に自分ではすごいこととは思わんし、いつも思ってるようにやりたいことをしてきただけでたいしたことはない。しかし、NZOZを旅してると感心される一方で、
「すご〜い。」
という返事しか返ってこないことが多い、特に、OZでは。歳の若い、若くないは関係ない。30歳近い俺より人生経験が豊富な人にもそう言われる。俺はこういう時すごく残念に思う。というのは、会話が一方向にしか流れんからだ。返ってくるもんがない。俺が1920歳ぐらいの頃に礼文や長野で同世代の人々と話してた時は、もっと人からパワーをもらった。アジアでもそうだ。しかし、NZOZではそうじゃなかった。人からパワーをもらったり、色々指摘されてこそ自分自身見つめ直す機会が生まれる。札幌にいる時に、大阪弁で何を言っても周りの人が笑うのといっしょだ。こういう時は話しててもなんかしっくりこん。
「俺、ほんまはおもろなりんちゃうか。」
ってな感じで。
OZ
に来てパワーを感じたのはたつみ君ぐらいかな。逆に言うと、そんなけパワーを感じさせない今の若者、俺らと同世代にはがっかりだ。俺が学生の頃も、周りにはすごい奴はそんなにいなかったけど、特に大学には。これ以上言っても仕方がないんでこれぐらいにしておこう。とにかく、したいことがあるならおもいっきりやってみるのがいい。俺が話すことがそのきっかけになるなら俺はうれしい。

57
「ドギーとの再会 Sydney casino last round &南半球最後の夜

今朝はなんとAM3:00に目が覚めた。なんでかわからんが、それからが寝られん。床ずれもそれほどひどくないのに。眠いのに寝られん。よって今日1日ずっと眠かった。なんか気分が悪かったな。
昼間、俺は久々にSydneyの町をブラブラしてた。相変わらずbusyなところだ。それに、至る所工事中やし。ほんまOlympicに間に合うんか。これは急ピッチでやらんとあかんで。
俺はcashの1万円をOZ$に換えようと銀行を色々当たってみたが、どこも
$1.00
90
ぐらいで、今OZ$が強くなっている。Cairnsにいる時は80円前半やったのに。これはまいったな。ほんの1週間でこうも変わるもんか。OZ$が世界的に強いのか円が弱くなっているのか。俺は片っ端から銀行を当たってみたが、1番よかったので87.6円。Casinoにい行ってもよかったが、夕方ドギーと飲むことになっていたので妥協して銀行で換えることにした。
ドギーとSydneyで再会できるとは思わんかった。やっぱり、e-mailの力はすごいわ。Cairnsでもう会えんかなと思ったのに。ドギーは運よく仕事がgetできた。毎朝5:00には起きて仕事に出かけてる。仕事はもちろん建設現場。今日は俺が来たというので忙しい中わざわざ時間を取ってくれた。全く、うれしいね。2人とも酒が好きやからな。
ドギーは俺におごろうとする。それはあかん。そのために昼間銭を換えたんやから。途中からドギーの友達も加わって3人で飲んでた。それにしても、こんなに日本人が町中に氾濫してんのにpubにはおらんな。Friday nightやというのに。もうしばらくこのpubのスタイルも味わえんのか。寂しいね。日本で飲むとどうしてもグチが多くなる。飲む時ぐらい楽しい話をすればええのにな。外人連中はほんとにその場を楽しんでいる。当然、酒も進むし。この辺りは日本人も見習わなあかん。
途中China townでめしを食って、少しpubで飲んで俺は宿に戻ることにした。この後まだ予定がある。ドギーとはほんとまた会いたい。人間的にも彼は人に紹介できる。人間がでかいというか、思いやりがあるというか。とにかくnice guy。俺の友達のScottishはみんないい奴やな。ドギー、今日は忙しい中ありがとう。また会おう。
さあ、この後はあの不安気なもとさんを夜のSydneyに連れていかないと。それにしても、俺はつくづく世話好きやなと感じる。なんて感じがええんやろ。こんなことしても何の見返りもないのに。いいことは伝えたいし、俺も人に色々教えてもらったんやからそれをお返ししないと。始めに地下鉄の乗り方を教えてあげてKings Crossに向かった。そう怪しい繁華街だ。もとさん1人じゃ絶対行かれへんからな。そこのpubで飲むことになった。彼にとって初めてのpub。その後は町の散策。当然、裏通りも。
Kings Cross
の後はFree shuttle busStar cityへ。そうCasinoだ。今日はFriday、だから一番Casinoに行ったらあかん日。案の定、人だらけに酔っぱらいだらけ。俺はCasinoをしたいのは山々だったが、もう眠くて眠くて。ただ、もとさんにどうやって勝負をするか教えたらなあかん。そこで軽く$50ぐらいやろうと思って席についたが、こういう時は調子いい。しかし、あまりにも周りがうるさいのと眠さとで$100になったところで止めた。当然、もとさんにはbetする度胸はないが、満足気な様子。こんなところかな。俺の1年2ヶ月の旅のlast night

58
「帰国」

ついに日本に帰る朝が来た。帰るという実感はないが、とにかくつかれた。なんしか色んなことがあったもんな。NZにいたのがはるか昔のようだ。
Sydney
は今朝も雨。早朝はよく天気がくずれる。空港まではバスで行き、check inしようとすると、なんと俺が乗るairQantasJALの共同運行ってことで機体はJALではないですか。うあ〜、そうすると日本人だらけか。その通り大阪のミーハー客ばかりだ。まいったな、これは。周りの連中でバックパッカーはいない。みんなスーツケースやゴルフクラブしか持ってない。それに、買い込んだおみやげ。グッチ、エルメス、シャネルと書かれた袋をぶらさげている大バカ野郎もたくさんいた。ああ、嫌や嫌や。またこういった連中のいる社会に戻るとなると。彼らに銭の使い方を教えてやりたいね。
正午前、定刻より少し遅れて俺を乗せたairSydneytake off。特に、寂しい気はない。なぜなら熟睡していたから。とにかく、つかれたの一言。昨日も色々あったからな。Casinoもしばらく行けんし、外人勢とも飲めんか。そう考えると寂しい。ただ、時期的にいい時に帰るかもしらん。結構、OZでは息詰まってたから。俺に先進国は似合わんか。
JAL
の機内はなかなかgood。機内食が2回も出たぞ。これは思わぬ誤算。ほんまはビールやワインを飲みまくりたかったが俺の席は窓側で満席となるとトイレに行くのに隣の人に迷惑になる。昨日の晩ビールを飲みまくったので、今日の俺は朝からトイレに行ってばかり。さっき空港でマクドの朝マックセットでDiet cokeも飲んだしな。これ以上飲んだらここでもトイレに行ってばかりになる。辛い。ビール・ワインの飲み放題やのに。通路を通り過ぎるビールやワインの乗った台車を運んでいるスチュワーデスがどんなけ嫌みに見えたか。ああ、飲んだくれの俺には辛い。結局、俺は白ワインコップ1杯とコーヒー1杯だけしか飲めんかった。今度から通路側に座ろう。
ほぼ定刻通り関空に着いた。思ったよりも大阪は暑い。Sydneyを出る時が寒かったからな。それにしても、大阪のおばちゃんはどうしようもないな。荷物が流れてくるコンベアーの前でも周りのことを考えへんな。もうまいったとしか言いようがない。世界最強の人種だ。おそらく滅べへんな。たとえ、他の人間が死んでも。
税関では予想通り俺だけひっかかった。なんであいつらは見た目で判断するんやろ。ほんで他の奴は軽くパスやろ。ひょっとしたらこのSystemに問題あるんちゃうか。絶対、こいつはないやろうと思っている見た目が真面目そうな奴が、ガンシャを密輸してくるんちゃうか。人間見た目やないで、おいお前ら。銭もうてんやったらちゃんと仕事せえよ。
久しぶりの家族との対面に久しぶりの我が家だ。正直、特に何とも思わんかった。ついに日本に帰ってきたかという感じはしたが。日本に帰りたくて帰ってきたんやないからな。現実的に仕方なく帰ってきた。ただ、つかれたのはつかれた。同じような国に1年もいるとやっぱり飽きてくる。アジアから帰ってきた時の新鮮感がない。だから、それほど思うこともない。1年2ヶ月も旅してて自分にどう影響したかはこれから感じてくると思う。海外の経験を積んで、日本にいる頭の固い連中にそのことを言っても、平気で否定してくる奴が結構いる世界に戻ったわけやから、俺はそのくだらん奴らによってこの旅で得たものを失われないことを、自分自身気をつけなあかん。周りがそういう連中ばかりやと順応してしまうのが日本人やからな。やりもせんくせに理屈ばかり言う奴よりも、実際にその経験をした奴の話の方が説得力がある。ただ、俺には経験しか残ってないので、これからは技術が必要になってくる。しかし、今の俺にはもう少し経験を積む必要がある。とにかく、俺は俺であること。周りに流されないこと。これが俺にとって一番大事なことかな。ああ、つかれた。もう寝よう。