313

「カジノ人生の始まり」

NZ final nightはカジノに出かけた。俺の旅のスタイルにギャンブルは含まれてないが番外編。昨日勝ったしな。カジノには子呼呂さんの一番弟子のゆうじさん他、弟子連中が数人いた。俺はあくまでも遊び。負ければ今日でやめるつもりだった。

始めは$5.00tableへ。金曜日とあって人が多い上に酔っぱらいも多い。これはまいった。俺はAM2:00近くまで待ってみたがいっこうに人が減らないので俺は空きを見つけてそこに座った。俺はまだまだこういう資格はないが、人が多いのと素人がほとんどなので俺はやべえと思ったが予想に反して調子いい。$150を越えたところで、$10 tableに移り、ここでも調子いい。ただ、やっぱり流れがあって浮いたり沈んだりで、AM3:30ぐらいか、だんだん眠たくなってきてそのシャフルで止めた。結局$135残り、まさか現金がこんなに残ると思わんかった。Air busboading tax以外に$150ぐらい残った。うれしいね。俺は帰りによく行った屋台のハンバーガー屋に行き、食ったのはDeluxe burger。いつもはチーズバーガーぐらいやのに。こんなNZ finalが待っているとは。最高の幕切れだ。

さあ、空港へ向おう。それにしても眠い。体調もよくないし、これでNZ最後となるのに特に何も思わない。離れるのが寂しいというよりも次のことで頭がいっぱいだ。どういう展開になるか見当つかん。NZにはもうしばらく来んやろう。まだまだしたいことはたくさんあるが、1年という限られた時間ではやることはやったって感じか。ただ、あと3ヶ月ほしかった。Apple picking1ヶ月、farm stay1ヶ月、tramping1ヶ月。やり残したことがあるのが一番いいかもしらん。また来たくなるからな。ただ、NZのワーホリは二度としたくない。楽しかった以上に辛かった。今度来るならマハラジャ旅行やな。

Aucklandは相変わらず雨が降ったり止んだり。空港ではカジノで勝った銭で、まずOLD DARKのジョッキ。イミグレを通った後、普段は食ったこともないスパゲティカルボナーラにEXPORT GOLDのジョッキ。あかん、まだ現金が$135もある。もうこれ以上食えんからこれはOZのカジノ資金にしよう。予定通りPM3:00NZ離陸。さよなら、NZと言いたいところだが、座るやいなや寝てしまった俺は離陸を知らん。

OZ時間のPM4:00すぎ、Sydneyに着いた。う〜ん、思ったよりも涼しい。Customでテントのことを言われるかなと思ったが、すんなりPass。さあどうしよう。どうやって町に出るんや。とりあえず、俺はSydneyの市内のmapを手に入れカジノで勝った銭を換金した。とその時、子呼呂さんが来てくれた。ついさっき起きたところで、相変わらずのカジノ通いらしい。Sydneyに来て$3,000は勝ってるようだ。さすがは勝負師。もう今晩カジノしかないやろう。ただ、俺の場合はあくまでも遊び。これにはまる気はない。

とりあえず、バスで子呼呂さんのいるKings CrossBPに向かったが、まあSydneyのでかいこと。ただ、Aucklandにどことなく似ている。規模的にはAucklandの比にならん。とにかく、でかい。

俺の止まるKings Crossは東京で言えば歌舞伎町、AucklandではK Roadで、いわゆる怪しい地域で危険なところ。また俺のBP$16Sydneyでは格安だが、はっきり言っていいと言えん。Kitchenはないし、洗濯機もない。ここのおやじは怪しいし。まあ、俺にはどうってことないが。

早速、子呼呂さんと軽く飲みに行った。Kings Crossはまさしく怪しいところだ。夜の1人歩きは危険やな。それにしてもOZのワーホリ連中の若いこと。こいつら子供やん。渋谷でよく見る連中ばかり。ちょっと話すんはしんどいな。

今朝、俺より一足先に子呼呂さんの一番弟子のゆうじさんがSydneyに着いた。もうこうなるとカジノしかないやろう。俺と子呼呂さんは軽く飲んだ後ゆうじさんのいるCentralに地下鉄で向かった。Sydneyに地下鉄があったとは。地下鉄に乗るなんて1年ぶりだ。Sydneyの地下鉄は行き先を先に押して銭を入れキップを買う。それと地下鉄は二階立て。う〜ん、合理的だ。路線もいくらかあるが、東京には及ばん。改札口やキップ売り場も日本の方が100倍いいな。

さあカジノへ行こう。Centralからは子呼呂さんの要望で路面電車で行った。SydneyのカジノはAucklandの比じゃないぐらいの人とでかさ。なんでこんなに人が多いねん。まあ、土曜日ってこともあるんやろ。これはtableが空かんし、minimum table$10というのはbeginnerの俺には辛い。子呼呂さんとゆうじさんは空きを見つけてすぐにゲーム開始だが、素人が多い上に酔っぱらってる連中が多いとなるとどのtableも流れがむちゃくちゃだ。俺は何とか空きを見つけて入ったが、俺はこう言う資格はないがまあ周りのへたくそなこと。こんなんはBlack Jackじゃない。あかんで、これは。一瞬浮きはしたが流れが完全にディーラーになり、ついに俺は$100負けてしまった。昨日の勝ち分はパーだ。その後、子呼呂さんのtableに行ってみると、まあ子呼呂さんの勝っていること。ゆうじさんはいまいち。よし、最後に師匠といっしょにやろう。俺はこのtableに入れてもらったが、このディーラーとの相性がどうもよくない。もう1人のおばちゃんとはいいが。おっちゃんからおばちゃんに代わって、少し浮いてきたがおっちゃんに戻って、またあかん。

結局このtable$120負け、Sydneyカジノは終わった。よし、これでカジノは終わり。もう、やんない。俺の元のスタイルに戻ろう。

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Sydneyは俺の町やないな」

Sydneyはやっぱり暑い。暑いというよりはhumid。日本の夏といっしょだ。それに、まあゴキブリの多いこと。宿の中はゴキブリだらけのはわかるとして、町中でも歩きまくってる。この数は半端やない。NZの方が住みやすいな。俺はここの宿からcityまで歩いて行った。オペラハウスぐらいは見ておこう。それにしても、人、車、信号の多いこと。いるだけでしんどい。ここは東京というよりは新宿だ。俺の町やない。とっとと用を済ませて出よう。

オペラハウスはすごい人だ。それに日本人の多いこと。ここでも大阪のおばちゃんのパワーのすごいこと。彼女たちは世界最強だ。なんであんなに自分を通し続けられるんやろう。ガイドさんが、

「横の家族さんが写真に入っちゃいますので、後にしましょう。」

と言っても、

「入ってもかまへんがな。」

おい、おい、横の家族が嫌がってるねん。おばちゃんパワーに白人連中もその場を退いたのはすごい。俺はただただ身内がああいう風にならんことを祈るだけだ。

この後Sydneyの中心部をブラブラして帰った。ほんまワーホリ日本人は年齢層が低い。これにはまいるな。ちょっと話すのも辛い。Auckland以上にワーホリ連中が多い。町並はまさしく新宿やし。とにかく、俺の町やない。早く出たい。

それから、暑い中宿のあるKings Crossに戻った。怪しいところやけどまだここの方がいい。ただ、この宿にkitchenがないのが辛い。外食しないといけないので銭がかかる。まあ$16やからな。俺は汚いところはどうとも思わん。別にいい。Kitchenだけはないと辛い。めしを作るか作らないかでえらい違ってくるからな。

今日の晩めしは子呼呂さんのおごりで韓国料理を食いに行った。昨日も$500近く勝ったらしい。全くすごい人だ。負けないギャンブラー。子呼呂さんも俺も辛いもんは大好きなので、韓国料理はたまらんね。アジア諸国は歴史が長いだけに食文化がすごい。これはNZOZにはないところ。ここで腹いっぱいめしを食わせてもらった。子呼呂さんには感謝せんとな。

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「ナウル行きをどうするか」

今日は色々することがある。まずはTCを換金せんと。このKings CrossANZ bankを見かけたのでそこに行ってみると銀行自体がclosedで売りに出してた。おいおい、まぎらわしいねん。俺のTCANZで作ったので他に行くとチャージが取られる。その料金は場所によって違うが大体$5.00ぐらい。そうなると町まで行かなあかん。カジノって手もある。ここから無料シャトルがあるし、チャージもかからん。ここの宿のおっちゃんがチャージなしで換えてくれたのには助かった。

次にpost officeNZ日記と写真を送り返した。その後はSTA travel。本日のメインイベント。ナウル行きがかかっている。やっぱり、BrisbaneからのAirのみで$700800する。さあどうするか。ナウルに行ってOZにまた戻って来るのは面倒くさい。できれば、

  1.  
  2. OZ−ナウル−キリバス−グアム−大阪
  3.  
  4. OZ−ナウル−マーシャル−グアム−大阪
  5.  
  6. OZ−ナウル(キリバス)−グアム−大阪

のパターンで行きたいが問題は銭と俺の持っているチケット。Tax returnが思った通りいかんかったので$1,000以上は辛い。Brisbane−ナウルの往復でもいいのだが、そうなるとナウルだけで終わってしまう。ナウルの情報は全く手に入らんし。どんなけの物価の国なのか見当つかん。とにかく大阪行きのチケットが邪魔でしゃあない。Directに大阪なんてなんもおもんない。ただ、STAの反応もよろしくないし。う〜ん、困った。ナウルをあきらめるか。でもここまで来たらな。とりあえず、俺は$20払って、俺のチケットがどれぐらいの価値があるのか調べてもらうことにした。まあそれ次第やな。これであまりにも価値が低かったらあきらめよう。

やっぱり、現実は厳しいわ。何事も銭か。なんかもうつかれてきた。それ以上に体調がどうもまだよくない。NZからずっと引きずっている。こんな体力じゃとてもナウルなんて行ってられへんし、OZを回るのもしんどいかもしらん。なんとか体調を回復させないと。

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「チケットの価値」

どうも体調がよくない。咳が止まらん。しかし、そんなことは言ってられん。俺は今日も今後のplanの検討だ。まずはSTA travel。昨日中に、

OZ−ナウル−(キリバス)−マーシャル−グアム−大阪

のコストを調べといてくれと頼んどいたが今日行ってみるとimpossible。ここでは調べられへんみたいで、ナウルの大使館に行ってくれと言われた。やっぱり、あまりtouristが行かんrouteのようで、dataにないらしい。ナウル大使館はMelbourneにある。いや、絶対Sydneyにもなんかあるはずだ。俺は2日前に見つけたcityのでかい本屋に向かった。

そして、この本屋で一冊だけナウル関連の本を見つけた。と言ってもロンプラではなく、Micronesiaに関するほんの一部にナウルガ載っていた。しかし、あまり詳しくは書いてないが、よく読んでみると俺の考えだしたrouteは可能。ナウル−グアムもAir Nauruは飛んでいる。グアムから日本はどうにでもなるやろう。これはとにかくAir Nauruofficeを訪ねよう。俺の思った通りSydneyにもofficeinformation Centerらしきところがあり、それもこの本屋から近く。早速、俺は訪ねてみた。

Addressを手がかりに行ってみたが、そのビルは工事中だった。そんなあほな。俺はそこの電話番号にTelしてみたが、始めは通じず、少ししてからかけてみると変なおやじが出て、Air Nauruじゃないと怒ってた。まいったな。俺はAnsett Australiaを訪ね、そこの受付のねえちゃんに事情を言ってわざわざMelbourneの大使館までTelしてもらって、ようやく今のSydneyofficeをつきとめた。Ansettにはお世話になった。早速、俺はそのofficeTelしてみたが、詳しいNauruのことはMelbourneに行ってくれとのこと。これはまいった。やっぱりMelbourneに行かなあかんか。

俺はあらゆる可能性を追求した結果、俺のチケットを売ってBrisbaneNauruGuamOsakaのチケットに代えようという結論に達した。ただし、問題は俺のSydneyOsaka間のPrice Valueだ。どれぐらいの価値があるか。Nauruへのone way$530というのはわかった。NauruGuamはそれよりも安く、まあ高く見積って$400やろう。GuamOsakaは格安があると見込んで、俺のチケットが$800ぐらいの価値があると、予算的にも問題なく行けるが、$500ぐらいやと辛い。それと、ナウルのアコモデーションの状況がわからんだけに辛いな。俺は決めた。俺のチケットが$700800の価値があり、NauruGuam間が$300ぐらいで買えればナウルに行こう。もし、そうじゃなければあきらめてOZを回ってみよう。もう、やるだけのことはやったからな。ただ、Melbourneの大使館には行ってみよう。正直、ここまでやったからには諦めるのは嫌だ。ただ、折角OZに来たんやからって気もある。要は、俺のチケットがいくらの価値があるか。明日か遅くとも明後日にはわかる。それがわかればSydneyを出よう。もうこの町は用はないし、いたくもない。

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「やっぱり最後は銭か!!」

昨晩2日ぶりに子呼呂さんに会った。子呼呂さんは28時間もの間カジノで勝負し続けたようだ。全くしょうがないな。俺と子呼呂さんはtake awayで食い物を買い込んで、ビールを飲んでいたが、深夜近くなるとまたもや子呼呂さんは仕事に出かけた。ほんましゃあないな。

今日もSydneyは暑かった。俺はチケットがどうなるかによってplanが変わってくるのでどうも気持ちが落ち着かん。ここまで来たらナウルに行きたいが、折角マレーシア航空のチケットを捨てて、$1200出してOZに来たんやから、OZを回ってもいいなって気もしてきた。まだ、コアラもカンガルーも見てへんし。体調もまだよくないのもあって、なんかつかれてきた。俺はSydneyで何をやってんねん。そう思いながら、STA travelに行こうとしていると、なんとまたもや椀田夫妻に再会。彼らとは、FranzKaikourach-ch、そしてSydneyと4度も再会。全くすごいもんだ。彼らは明日Aliceに向かって、その後DarwinPerthと行くらしい。会う人とは会うもんだ。

2人と別れて俺はSTA travelに直行。結果が出た。しかし、。俺のチケットの価値は$530しかない。これじゃナウルの片道にも及ばん。よし、これで納得した。あきらめてOZを回ろう。やっぱり、最後は銭がネックやったか。なんかほんまにつかれてきた。もうええや。俺はこの後Central stationに向かって、5,000kmのパスを買った。OZではバスとリフトで回ることになるやろう。もうヒッチはやらん。つかれた。なんしかつかれた。

夕方、カジノに子呼呂さんの様子を見に行った。相変わらず熱くなってた。まあほんましゃあないな。今日はこの前の負けを取り戻したみたい。それにしても、すごい人だ。絶対、ピッキングはでけへんな。

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「朝粥をなめていた」

相変わらず体調はよくない。全くどうなってんやろう。咳が止まらんのがおかしい。わからん。

今朝、子呼呂さんとChina Townに向かった。China Townはどこの国にもある。Vanuatuにもあったのには驚いた。どこの国にもあって、どこもつぶれないってことはそんなけもうかってるということだ。中国の食文化ってのは、とてつもなくすごいのかもしらん。子呼呂さんのおすすめで俺らは朝粥を食うことにした。またもや子呼呂さんのおごり。子呼呂さんには結構おごってもらったな。子呼呂さんは勝ってるからな。それにしても、世話になった。

俺はお粥と思って甘くみてた。昆布かかつおでだし取って終わりと思っていたらなんとまあ奥深いこと。結局、色々子呼呂さんと探ってみたが何でだしを取ってるかわからんかった。味もまさに絶品。まさしく中国4,000年の味だ。この味はやみつきになりそうだ。

PM7:00のバスまで今日はすることがない。よって子呼呂さんに付き合うことにしたが、まず行ったところはPolice。子呼呂さんは2週間ほど前にレンタカーでドライブしてた途中に駐禁をとられた。その額が$130。たった5分ぐらいの駐禁でこの額はかわいそすぎる。俺らはそのキップに書いてあったPoliceに行ってみると、それはわからんかったらここに来いって意味で、普通はpost officeに行く。Post officeでチェックを買う、もしくは自分でチェックを持ってる人はチェックを郵送する。なんとま面倒くさいことをするのだ、OZは。Post officeで渡してそれでええやん。郵政省と警視庁は仲が悪いのか。まあ、これで駐禁への対応はOKだ。

次に、ネクタイとシャツを買いに行った。子呼呂さんは今晩仕事に誘われている。それがまた怪しい。ディーラーに紹介してもらった仕事でシャツ、ネクタイ着用とのこと。怪しい。鼠講か。しかし、おもろそうだ。俺ももう1日Sydneyにいたらやってみたかった。ただ仕事内容はわからん。Businessとしかディーラーは言わんみたい。益々、怪しい。

それからは、ゆうじさんのいるBPに向かった。ここは日本人が3分の2ぐらいいて、日本人専用のkitchenまである始末。俺は絶対泊まらんな。しかも、日本人同士のシェアめしがあって、米はfreeという。至れり尽くせりのBPOZのワーホリ連中は年齢層が低い上に、都会でdrop outしているとくりゃ、俺は話もする気せん。なんとまあ情けない連中が多いのだ。1人の女の子が子呼呂さんのカードマジックのネタをすぐに解き、理由を聞くと毎日することがないからマジックの研究をしていたという。おい、他にすることないんかい。またもやあばれはっちゃくのおやじの心境だ。

そして、Kings Crossの宿に戻った。町中よりも怪しいがこっちの方がいいや。しかし、2度とここには戻らんやろうし、Sydney自体に戻りたくもない。なんとかSydney outの俺のチケットを他の場所outに代えてやろう。Sydneyはでかすぎて、ごみごみしてて俺の町やない。

さあ、バスターミナルへ向かおう。俺はバスターミナル、子呼呂さんは怪しい仕事に向けてCentral stationまでいっしょに行くことにし、子呼呂さんは今日買ったばかりのシャツ、ネクタイを着用し、出かけようとしたら宿のおやじがメッセージを受けていて、今日の仕事はcancelとのこと。おいおい、折角着換えたのに。こうなったら、子呼呂さんはほんとの仕事、カジノへ行かざるを得ないだろう。

まさか、俺がバスで旅行するとは。自分でも信じられん。NZの連中が知ったら何と言うやろう。バスで移動なんておもろくもなんともない。Liftを探して回ってもいいが、なんせ俺には時間がないからな。ああ、つまらん。Melbourneまでは12時間もかかる。バスの中でどうせえっていうねん。まいった、まいった。

子呼呂さんとはここでお別れ。色々世話になった。人間の器のでかさは俺も見習わなあかん。それに、Black Jackを教えてくれたしな。Black Jackのセオリーを習得できたのはかなり大きい。都会での生活の幅が増えた。バスで移動となるとなんの刺激もないが、これからでかい町に行ったらカジノへ行って、そこで$50づつbetして、勝ち負けによって行き先を変えるってのもええな。う〜ん、ええ考えかもしらん。

319

MelbourneNauru領事館」

バスで12時間は思ったよりも辛かった。こういう時ジーパンはあかん。よし、今度からはジャージにしよう。途中で3回ぐらいPetrol stationで止まったが、こういった旅はバンコクからチェンマイに行った以来だ。なんしかけつが痛かった。それにクーラー。これはクーラー対策も必要やな。

Melbourneに着いた時はまだ真っ暗やった。とりあえず、俺は町の地図をgetしてゆうじさんの教えてくれたBPに向かうことにした。またこれが怪しいところにある。このBPの周りがやたら漢字だらけやなと思ったら、なんとBPの真横がChina townでは。またもやChina townBPもまた怪しそうだが、やたらsecurityはしっかりしてる。元々、中華料理屋やったのか、地下のkitchenはほんまのkitchenみたいにでかく、ただフライパンやなべが5,6個しかない。全く、OZBPはどうなってんねん。

俺は昼ぐらいまで少し寝て町中を歩きに行った。まずはChina town。さすがは中国4,000年の歴史やな。どこも繁盛してる。どこの店のwindowにもトミーズ雅の顔に似たおやじのポスターがあったが、あれはなんやろう。それにしても雅に似てる。

Melbourneの町もでかい。町中をトラムが行き来してて、Sydneyとは少し違う。ただ、信号は多いし、人は多いし。うあ〜、まいった、まいった。Sydneyよりも少しましやが俺の町ではないな。それにしても、Chineseの多いこと。Sydney以上に多いんちゃうか。さすがは中国4,000年だ。

折角Melbourneに来たんやから、俺はAir Nauruofficeを訪ね、一応Nauru情報を得て、何かのためにdataとして置いておこうと考えた。そして、あらかじめ調べておいたaddressを訪ねてみると俺はびびった。なんとまあ立派なビルだこと。そのビルの名はNauru House。ビルは50Fまであり、49FAir Nauruofficeで、50Fがナウル領事館。なんやナウルって儲かってる国やん。Nauru phosphate companyってのもあったので、どうやらphosphateを持ってるな。これは金持ちの国かもしらん。

俺はAir Nauruofficeを訪ね、確認したところ、Air Nauruはマニラ−ナウルも飛んでるらしい。MelbourneNauruGuam$630ぐらいであったが、俺はNaurustayしたいと言ったら、NauruにはBPやキャンプ場はなく、Hotel2軒のみ。それと、21km2の国だけに12時間もいたら十分だと言われた。どんな国やねん、この国は。

こんなでかい町に俺は用はない。なんで俺はここに来たんやろう?よし、カジノへ様子を探りに行こう。MelbourneのカジノはOZ No.1だけあってでかい。Sydneyの目じゃない。それと、うれしいことにroulette$2 tableから、Black Jack$5 tableがあった。これはラッキーだ。よし、$50 betして$300以上もうけたら、タスマニアに行こう。$1,000以上だったらNauruに行こう。Sydneyrevengeを果たすか。決戦は人のいなくなった早朝だ。

MelbourneSydneyよりもややcool。少し肌寒いって言った方がいいかもしらん。そうなるタスマニアはもっと寒いかな。AucklandSydneyそしてMelbourneって都会が続くと、旅するのも嫌になってくる。都会はとにかく人が多くてうっとおしいし、俺には合わん。もう少し刺激を求めるためにタスマニアに行ってトレッキングするか、どこかでpickingするか。じゃないとこのままこういった旅が続くと息詰まってくる。う〜ん、Taurangaまでは順調やったのにな。ここにきてスランプに陥ったな。

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「カジノ第2ラウンドは延期やな」

早朝、カジノ。AM6:00に起きてまだ真っ暗の中カジノへ向かった。しかし、なんでこんなに人がおんねん。それも酔っぱらった連中ばかり。これはまいったな。勝てばタスマニアに行こうと思ったのに。こんなけ素人がいたらこりゃ勝負できん。まいったな。たとえtableに座っても場を乱されるだけだ。と言うか、座れない。しゃあない、タスマニアはあきらめて、Adelaide casinoへ行こう。

今日は朝から雨。これにもまいった。とりあえず、午前中にe-mailを出して昼すぎまで雨が止むのを待った。それからはまずバスの予約。まさか俺がバスで旅すると思わんかった。ほんまにバスは刺激がない。かと言ってヒッチをする元気もないし、時間もない。NZがすごすぎたんかな。

その後はVictoria Market。ここの規模はかなりすごい。バンコクのWeekend market以来だ。それにしても、ここにもChineseの多いこと。この数にはまいるね。客の半分以上はChineseで、Chineseの店員も多い。このmarketのにぎわいは上野のアメ横に匹敵する。外人のたたき売りは迫力満点。肉、魚介類、衣服、野菜、果物、かばん、時計、オパールetc.。これはここを歩くだけでも大変だ。

俺はこの後再びカジノへ向かおうとしたが、その途中に大丸を見つけた。少し中を覗いてみたが、建物の作りはまさしく日本の百貨店だ。5Fにあった本屋にはびびった。なんと半分が日本の本ばかり。それも最新版。店員には日本人も目立つし。大丸も海外でがんばってるんやな。これにはまいった。

さあ、最後にもう一度カジノへ足を運んだが、あかん。素人だらけや。とにかく、座れない。とりあえず、トランプだけでも買っていこう。都会はいるだけでしんどい。田舎の方に行くとなると、また銭がかかるし。もうOZを離れてもいいんやけど、折角やからエアーズロックぐらいは行かんとな。それに、まだカンガルーもコアラも見てないし。なんか、OZに来てから気持ちが乗らん。なんでやろ。都会ばかりにいるのもあるかもしらん。まじでどっかでpickingするか。

321

AdelaideBPははなぜかどこも満室」

Adelaideに向かうバスはAM7:15発。ほんま、バスでの移動はおもんない。乗って寝るだけやからな。俺の横に座ったおやじは水戸泉みたいな奴。お前は2人分を払って座れ。きつくてしゃあない。

今日は朝から雨。まあ雨のよく降ること。それにしても、よう寝られるな。ただけつが痛くて痛くて。これはあかん。痔になりそうだ。

結局、10時間ぐらいしてAdelaideに着いた。ここは、Melbourneよりは小さそうだ。俺はまずBP探しをしたが、どこもいっぱい。なんでやろ。そうこうしているうちに、怪しいイタリア人風のおやじが車から声を掛けてきたが、これはよくある客引きやろうと思って俺は無視し続けてた。ただ、なぜかBPはいっぱい。俺はバスターミナルの待合室に座ってた日本人の女の子たちに近くて安いBPを聞くことにした。そしてTelするとそこの人がpick upに来てくれ、なんとpick upに来てくれたのはあの怪しいイタリア人風のおやじだった。

「なんでお前はあの時無視して行ったんや。」

と車の中で怒られた。申し訳ない。

宿に着いて俺を待っていたのはおびただしい数の日本人。なんじゃこの数は。やっぱり、日本人が紹介したところだけあって、日本人が多いわ。この数にはまいったね。それも20代そこそこの連中ばかり。辛い。ただ、今日は満室でTV room$6.00で泊まらせてくれるのはありがたい。やっぱり安さには勝てんが、それにしてもこの日本人の数はなんとかならんか。

AdelaideBPはどこもサービスで競い合ってるらしい。ここのBPfree breakfastに、PM9:00のチーズケーキ、なお且つドミが$11。なんとまあreasonableなこと。ただ、とにかく日本人が多く、年齢層の低い銭の使い方を知らん奴ばかり。それと、彼ら、彼女たちは、どうやらまとまって行動しているようだ。Liftで途中までいっしょとなると話はわかるけどな。まあ、人は人として俺は温かく見守ってあげることにして、俺は自分のスタイルを貫くだけだ。

322

OZでの旅のスタイル」

OZでの旅のスタイル。そう、カジノにかけてみよう。勝てば豪華に、負ければちびちび移動。そうでもしないと刺激がないな。銭はほっといても減っていく。だったら、一か八かの勝負。子呼呂さんに折角Black Jackの理論を教えてもらったし。これはどのカジノでも使える理論。Melbourneでは結局カジノでbetできなかったが、Adelaideではやるで。こういったスタイルの旅もそうはできんし。ただ、1日$100以上はやらない。そうじゃないときりがないしな。

早速、俺は昼間カジノの偵察に行った。Adelaide casinoは狭い。それにちゃっちい。Black Jackminimum$5.00super7込みの$6.00 tableもあった。あとびびったのは、AM4:00 closeAM10:00 openってこと。どないなってんねん、Adelaide casinoは。よし、決戦は今晩。

Adelaideの町は思ったよりも小さい。SydneyMelbourneAdelaideとだんだん町が小さくなってきてるのはgood。ただやることはないな。町中にSTA travelがあったのはラッキーだ。できれば俺はSydneyには帰りたくない。Perth outというのがbestだが、そうなるとさらに$350ぐらい上乗せせなあかん。これはまいったな。始めからPerth outにしておけばよかったな。Darwin outも同じぐらいで、Cairns outやと少し値段は下がるが。う〜ん、どうしよう。とにかくOZはでかすぎるからな。もう少し考えてみよう。

宿で俺はたまたま何人かにカジノの話をすると、子呼呂さんのBlack Jack理論を教えてほしいと言われた。俺はまだまだ素人。人に教える立場ではないが、Black Jackの理論は完璧だ。理論は人に教えられる。ただ、OZのワーホリ連中は若い。これでカジノにはまって折角のワーホリを台無しにしてしまう恐れがある。その責任は取れない。ただ何事も経験。いつ、どこでこの理論が役に立つかもしらん。よし、教えてやろう。俺は夕方と夜の2lectureをしてあげた。このlectureに参加したのは45人。まあ、俺が人に教える立場ではないが。あとは彼ら次第。

そして、ついに決戦の日が。PM10:00すぎlectureを受けた若者3人といっしょにカジノへ向かった。それにしてもまあAdelaideの町の静かなこと。人はいないし、パブに人はいないし。車もタクシー以外ほとんど走ってない。これにはまいったね。カジノに着いて入ろうとしていると、ガードマンが俺を止めた。俺のジーンズはfadedらしい。そんなあほな。こんな理由で止められたんは初めて。服は襟付きのものしかあかんし、スニーカーは当然だめ。俺はスーパーバイザーらしき人を呼んでもらって説得しようとしたが、NoPM6:00以降は俺のスタイルでは絶対だめ。PM6:00前ならいいとのこと。まいった。いっしょに行った3人のうちの2人はOKやったが、1人はスニーカーでout。なんやAdelaideのくせしやがって。俺らはうちひしがれて、トコトコ宿に歩いて帰り、途中でビールを買っていった。よし、明日こそrevengeや。

323

Adelaide casino1ラウンド」

昨晩からテントに移った。この宿が独自に庭に張っているテントで、おそらく3人用テントで、中にextra bed2つ入っている。居心地はなかなかgoodで、ただフライが張ってないせいか、少し湿っぽい。入り口のシートが閉まらなくて、風が入ってきて、これがまた寒い。まあ文句を言ったらきりないが、全然OK$6.00の値段には代えられん。

さあ、カジノへのrevenge。昨日の3人を引き連れてfreecity busに乗って行ってみると、また止められた。おいおい、話がちゃうやん。PM6:00前ならこの格好はOKって言ったんちゃうんか。またもやスーパーバイザーを呼んでもらったがimpossible。昨日のことを言っても一斉受けつけてくれん。昨日の昼は入れたやろう。3人連れて行った2人はOK。もう1人のジーンズもfadedout。とりあえず、2人は先に入って、俺らは宿に帰って仕切り直しだ。宿の人に安い服屋を教えてもらった。カジノ用にスラックスを買おう。スラックスならどこのカジノも問題ないやろう。宿の人に教えてもらった店に行くと、なんと$10でスラックスが買えた。おお、これはラッキー。よしこれで何もかもOKやろ。

そして、2人で再度カジノへ。あれ、先に入った2人がいない。おいおい、負けて出て行ったんちゃうか。まあそのことは後にして、俺は少しtableを見回って、早速始めた。最初は資金$50tableのメンバーはまずまず。ただ、boxが埋まるぐらい人がいるとどうもやりにくい。浮いたり沈んだりしたが結局その$50負けた。

これで止めようと思ったが、いっしょに来たとも君とブラブラしていると、ちょうどtableが空き、そこに座ることにした。途中2人ほど加わってきたがこの2人はなかなかできる人。一時期$50$200以上にしたが、ディーラーが代わって流れが急に悪くなった。こういう時もあるな。まだまだ俺もカジノ素人。ただ理論はperfect。浮いたり沈んだりして、なんとか$100取り返して、この時点で止めた。なんかつかれた。結局、今日はevenEvenっていうのは後味が悪い。よし、もう1日行くか。

宿に戻る前にコチジャンを買って帰った。コチジャンは旅には欠かせないもの。アジアンマートはどこに行ってもあるのはいいね。コチジャンと出会えたのはほんとに大きい。日本でも買えるかな。

宿に戻ってみると先にカジノに入った2人が帰ってて、聞いてみるとどうやら負けたみたい。おいおい、なんで待てんかったんや。そのうちの1人が親から仕送りをもらって旅しているっていうから危険だ。こういう奴にはカジノはあかん。やっぱり、教えたん失敗したかな。俺はこの2人にくれぐれももう二度とするなって言って聞かせた。人に物を教えるってのは大変なことだ。特に、まだまだ自分をコントロールできない連中には。俺は自分自身すごく反省した。もう素人には教えない。それに、俺はまだ人に教える立場やない。

324

Adelaide casino2ラウンド」

今日は朝から雨。まいったね。雨の日はやることがない。特にAdelaideは。よって、free breakfastを食った後、またテントに戻って寝た。

数日前に西オーストラリアを超大型のハリケーンが直撃した。OZ史上最大らしい。ひどい町は家屋のほとんどは全壊で、BPmotelなんかも崩壊している。こんな時に西には行けんな。ニュースの映像はまじですごかった。それに西から北へ回るのにはかなりの日数がいるのに気づいた。う〜ん、西はあきらめるか。ただ、今晩カジノで勝てばPerthに飛んで、負ければ宿の連中といっしょにliftAliceへ向かおう。

朝は激しい雨やったくせに、テントで寝てるとだんだん暑くなってきて、起きたら快晴ではないですか。それに急に温度が上がったため蒸し暑くなってきた。俺は軽くシャワーを浴びてPM4:00すぎぐらいにモールの方へブラブラしに行ったが、店じまいの早いこと。まだPM5:00になってないのにorder stoptake awayもあったし、びびったのはある本屋。PM4:30やのに電気を消し始めてるでは。おいおい、わしは客やで。やる気あんのか、AdelaidePM5:00をすぎるとほとんどの店はclosed。なんともやる気のない町だ。

さあ、今晩はカジノで白黒はっきりさせに行こうやないか。出陣の前にまたもやBlack Jack講習会を開いた。今日の生徒はまさ君と浩君。2人とも2526歳で自分の行動に責任を持てる歳やろうってことで教えた。とにかく、俺もまだまだbeginnerで人に教えられる立場やないが、理論は完璧マスターした。折角、betするならちゃんとした理論を教えてあげた方がいいやろう。

そして、この2人を連れてPM11:00ごろ出陣。もう人は減ってるやろうと思っていたが、これがまた人の多いこと。特に$5.00tableはひどい。酔っぱらい、素人でいっぱいだ。SydneyMelbourneと違って、AM4:00closedというのを知ってか、それまで人が帰らないのかもしらん。だから、逆に24時間のところの方が客の流れもあっていいのかも。

俺らはごっそり人がいなくなったtableに入ったが、途中で酔っぱらいがゾーと来て一時退散。それにしても、今日はどうも俺のところのカードの流れが悪い。ちょうど流れの悪いところに来たのかなと思ってコツコツやったりしたが、そうすると人が入ってきたり、いなくなったりして、逆に流れがむちゃくちゃになってしまった。

結局、今日は$100負け。OZ通算2敗だ。う〜ん、仕方ない。Adelaideではこれ以上やらない。よし、明日Aliceへ向かおう。