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日本全国離島シリーズ第28弾~沖縄本島・津堅島・伊江島・宮古諸島 (returned)~
「沖縄に戻るつもりはなかった」
皆様、こんにちは。 この連休は、久しぶりに沖縄に行ってきました。 当初は全く沖縄に戻る気もなく、また奄美の離島に行こうと考えていましたが、令和に変るこの10連休では飛行機代がかなり高騰し、鹿児島行きのフライトがあほみたいに高くなっていました。 一方、期限が切れそうなマイルがあり、時期的にも北ではなく、南と思い、だったら、久しぶりに沖縄に行ってみようということで、沖縄、宮古に行くことにしました。で、久しぶりに過去を振り返ってみよう、と。 久しぶりの沖縄はすごく充実しました。以前とは目線も異なりましたし。たまには戻るのもいいなあ、と。 では、また秋にお会いしましょう。 今年こそ、虎、頼む!! 「湘南より愛を込めて」 May/27/2019 Manabu Kato |
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「10年ぶりの伊江島」 伊江島へは10年振りの訪問。タバコ畑を見ると、懐かしかった。以前泊まったゲストハウスも見つけた。まだやってたんや。リリーフィールドは、こんなに整備されていたかな?城山頂上も懐かしい。ここでは何をするでもない、買い物をしたり、できる限り食べ歩きたかった。以前はまだまだその視点がなかった。 |
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まずは、島に着いて直ぐに向かった「はとば食堂」。港から徒歩数分。いわゆるローカルな食堂という感がよい。ここでそばと付き合わせに島らっきょを注文した。伊江島産の島らっきょは、ある意味、ブランドで、この時期は島らっきょの時期なので。そばは素朴な出汁、島らっきょはやはり美味い。 |
夜は、事前に宿の近くを歩き回り、いくつかの候補を見つけていた。宿から徒歩で回れる飲み屋が限られていたのと、この日は月曜日ということもあり、休みのところもいくつか見られた。まずは「寿し楓」。ここで伊江島限定の泡盛伊江の華を飲んだ。すっきりで飲みやすかったが、残念ながら製造元は那覇の瑞穂酒造。伊江島に泡盛の醸造権がないはずなので仕方ないが。ここで刺し盛りを頼んで、泡盛をちびちび飲んでいたら、地元の団体の宴会が入り、店が騒がしく落ち着かなくなって店を出た。ゆっくり飲みたかったな。 |
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次に「居酒屋衆」。ここは大ヒット。月曜日だったのもあり、客は1組しかいなかった。私は、1人カウンターに座り、マスターと話しながら飲んだ。ここは、全国の学生の民泊を受け入れている。2階が宿泊所で、一般の人も学生と時期が貸さなければ、民泊できる。マスターのポリシーで、学生にはたくさん食べてほしいので、通常の料理の量以上を提供する。メニューを見ると居酒屋メニューが多かったので、私は無理言って、島らっきょを出してもらった。他に、伊江の華とは別の伊江島限定の伊江泉も。これは、うるまの新里酒造で製造されている。個人的には、伊江の華よりも伊江泉の方が好み。どちらも飲みやすいが、伊江泉の方が味わいがある。 マスターと色々話した後、最後に、これもメニューにないそばを作ってもらった。マスターは、普段からこういった客の要望にできる限り対応できるように心掛けている。ありがたい。そばは、少し甘めの出汁だったが、しっかりと出汁が出ていて美味かった。いい店を見つけた。 |
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「ゆり祭り」 at リリーフィールド
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「津堅島」
平敷屋港ではおびただしい数の人がいた。どうやらこの日は津堅島でお祭りがあるという。船は高速船と普通の船があり、車、バイクはもちろん普通の船でしか行けない。 この日は高速船は臨時便が出るほど。島から出て沖縄本土で住む方々が、各自お弁当やお酒を持って家族を連れて島に帰る。 島までは30分ほどだっただろうか。残念ながら、島にいくつかある食堂はお祭りのためこの日は休業。仕方なく、マリンスポーツの観光客相手のパーラーで昼にタコライスを食べた。 このパーラーは白い砂浜のそば。この日はあいにくの天気。晴れていたら、ここからの景色は最高やったのに。 島は30分もあれば十分回れる。畑ばかりの島で、道は農道がほとんど。地図がなくても道を走っていれば、いづれ港に戻れる。津堅島はニンジンの島。所々ニンジン畑を見つけた。 船に乗っていた人々が、弁当を持ってずらずらと歩いて行く。祭りとは言われていたが、どこかで祭りをやっているような気配はない。私はバイクで人の流れに付いて行ってみると、皆、大きな墓のそばに集まっていた。この祭りは清明祭。親族が年に1回こうやってお墓に集まって、持ってきた弁当などをお供えする。それししても、かなりの人が島に集まっていた。
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沖縄本島、一齧り
「居酒屋すいか」 4年ぶり。懐かしい。その間、一度刺客は送ったが。ここでまともにメニューを見たことがないかもしれないが、立派なメニュー冊子ができていた。いつの間に・・・。今回もメニューにないマース煮と焼きてびちを作ってもらった。連休中で忙しく、最後にマスターと飲みに行けなかったのが残念。また刺客を送ります。 |
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「栄喜」 益々タイガース化が進んだかもしれない。虎のデコレーションが増えていた。あと、座敷がテーブルに変わっていた。久しぶりに南大東島のナワキリが食べられた。ナワキリはマース煮より、焼きの方がいいかもしれない。 |
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「おでん松山」 |
「三笠食堂」 朝めしに困ったらここ。 |
「道の駅宜野座」 & 「みらい食堂」 |
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「やかそば」 |
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もずくそば 「くんなとぅ」 奥武島に渡る橋の手前のもずくそば屋。天気がいい日のテラスでのランチは非常に気持ちいい。ここではもずくのお代わりができる。 |
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「道の駅糸満」 ここはいつ来ても楽しい。店も増えていた。野菜の品質もいい。ここで、現在、島とうがらしが本州に持ち込めないことを知った。 |
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「小料理ちえ乃」 今回、久しぶりの沖縄で、以前通っていた店がいくつか潰れていたのにショックを受けた一方で、新しい店との出会いもあった。那覇の西町にある「ちえ乃」。那覇滞在時にいつもの宿が取れず、少し町外れの宿の近くで見つけたお店。 沖縄と言えば、てびちのおでんやろ。あとで聞いたら、しばらくお休みを取っていたようで、那覇から宮古に向かう前日にようやく店が開いていたので寄った。 カウンターと座敷のみの間取りに、町外れにあるため、この周辺に泊まる観光客がたまに来る程で、客は地元の方が多い。ここでおでんの他に、40年近く寝かせてるという甕の泡盛も頂いた。丸くてうまい。 ママは元々は宮古島出身で、幼い頃に那覇に来て以来、ずっと辻や西町辺りに住んでいる。この辺りは、以前は暴力団の事務所があり、当時はママも嫌がらせを受けた。今はすっかり風俗街で、風俗店の店員もママの店によく来て、ママとも仲がいい。店員の実家から海ぶどうやシークワーサー、もずくなどのお裾分けをもらうが、その量が半端ない、と。普段なかなか聞けないビール好きのママの話は面白かった。 |
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ママには、宮古島から那覇に戻って、その翌夜の羽田行きのフライト前に来られたら来ると伝えると、店を閉めている可能性もあるので事前に連絡がほしい、と。そして、バイクでツーリング中の途中の糸満でママに連絡を入れ、再びここに来ることができた。ママからは、その前日も店を開けたようで、その日にひょっとしたら、私が来るかも?、と思っていた様子。 帰京前に1時間程しかママと話す時間がなかったが、最後にてびちのおでんとあの古酒が飲めてよかった。ママからは、冷凍したシークワーサーの実をお土産にもらった。 いやー、もっと早くママと出会いたかったな。普段ならこんな外れまで来ないし、何よりこんなところにこんないい店があるとは思っても見なかった。 |
Retured to Okinawa Main Island
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Retured to Miyako Islands
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宮古諸島、一齧り
「まるこちゃん」 夕方、那覇から宮古に着いて、中途半端な時間だったが、どうしても宮古そばが食べたかった。何軒かまだ営業中の店に行ってはみたが、連休中というのもあり、そばは完売。そして、みやげ物が集まる通りの2階にそばというのぼりを見つけ、ここに入った。あーあ、懐かしい、この麺、この味。 |
「大丸パーラー」 町中にこんな店があるのを知らなかった。今回発見の大ヒット店の一つ。元々、お母さんがここでたい焼き屋をやっていて、もう歳ということで、現大将である漁師の息子さんが継いだ。 大将は長年内地に住み、島に戻って漁師を始めた。で、自身が漁で獲った素材を店で使う。店を継いでそれ程時間が経っていないので、漁、店を経営しながら、時間を見つけては店の内装工事をしている。訪問時は船が故障中とのことで、在庫がある素材のみで新鮮ではなかったが色々作ってくれた。ミミジャー マース煮は食べ応えがあった。 店に地元の泡盛が中途半端に置かれていたので、私は大将に、 「ターゲットは地元?、観光客?」 と聞いて、観光客との回答だったので、なら宮古島、伊良部島の泡盛を全部揃えることを提案。で、 「店になかった豊年と多良川を置いてみては?」 と伝えると、翌日用意してくれていた。 宮古島の飲み屋と言えども、宮古島、伊良部島全ての泡盛を置いている店は少ない。よく見かけるのは、菊乃露と琉球王朝。多良川の泡盛なら、まずは基本の多良川である。しかし、店で置かれているのは琉球王朝が多い。この店でも琉球王朝があったが、私は、差別化の為、且つ、宮古のスタンダードな泡盛というコンセプトのためにも、大将に琉球王朝を止めて多良川を置くことを推奨した。 翌日は、大将の知人の元イタリアンのシェフが店にいて、私に好みを聞いて、冷蔵庫にある食材でイタリアン創作料理を作ってくれた。もう少し味が濃くてもよかったが、逆に素材の味が出てうまかった。宮古島のトマトはあんなに美味しいとは。甘みもあり、火を通すと、その風味が一段と強くなる。店には、隣の店のママもいて、大将と共に3人で料理を楽しんだ。 2日間という短時間ではあったが、ここで無茶苦茶充実した時を過ごせた。今度来る時は、船も直っているだろうから、大将が獲った新鮮な魚の刺身が食いたい。大将からは、次来る時は内装工事も終わっているだろうから、楽しみにしてて、と。 |
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「おーばんまい食堂」 伊良部島の漁港にこんな食堂があったとは。昨年できたらしい。店に着いたのは13時半頃だったが、まだまだ人がいる、観光客、地元の家族と。 漁港ということで刺身も食べたかったが、残念ながら品切れ。この人の数、時間的に遅かったことを考えると納得できる。 そばはさすがに漁港の店。鰹の出汁が効いて美味かった。 |
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「皆愛屋」 少し道に迷ったが、来間大橋手前のサトウキビ畑の真ん中にあるゆし豆腐そばのお店。以前はこの店もなかった。 開店前から何組か並んでおり、開店すると、店は直ぐに客でいっぱいになった。 まさか、こんなところでゆし豆腐そばが食えるとは・・・。 素朴な味でよい。三枚肉なしのゆし豆腐のみのこのスタイルでよい。 尚、ゆし豆腐は店内で製造されていた。 |
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「串カツ錦」 まさか宮古島で立ち飲み屋ができているとは、それもこんな町中に・・・。 串カツに車エビや宮古牛があるのはいかにも島らしい。パン粉は細かく、ソースがウスターソースで、関西風なのは私好み。 立ち飲み屋なのにこのクラスの泡盛があるのはよいと思う。 17時から開いているし、ちょい飲みにはいいと思う。
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「サマー太陽」 ここも以前はなかった。町中の自家製麺の店。 麺を見て、直ぐに自家製麺と分かって、逆に店員に質問したほど。 もちもち感があり、なかなかよい。 |
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