全国7500万人の加藤学ファンの皆様




全国7500万人の加藤学ファンの皆様こんにちは。ピッキングも終わり数日前に久しぶりにオークランドに戻ってきました。久しぶりに大都会オークランドに戻った感想として、もうオークランドはいい、タウランガに戻りたいと正直に思いました。オークランドに戻った日に久しぶりに日本人の友達何人かと飲みに行きましたが、やっぱり都会で会う日本人は日本にいる日本人そのもので、アジアを旅している時に会ったような日本人じゃありません。一体何しにNZに来たのって感じの子が大多数です。

さて、私がタウランガを出て約10日間コロマンデル半島を旅してきました。コロマンデルに行く際に、同じピッキングのメンバーのイングランドのマイク、マンディのカップル組、イングランドのダニー、カナダのカリーの女の子組、それに私の計3組で誰が先にコロマンデルに着けるかヒッチハイクで勝負しました。私の予想ではダニー、カリー組が先に着くと思いました。というのは彼女たちはむちゃくちゃかわいいのです。しかし、結果的に私が1番、マイク、マンディーが4時間後れの2着、ダニー、カリー組が1日後れの3着でした。とにかく、コロマンデル半島はすばらしいところでした。ここは胸はって皆さんにお勧めします。其処で、皆さんにコロマンデル半島の中でも私が一番気に入ったFletcher bayを私の日記、620日分を用いて紹介しましょう。




















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今日は快晴。4日間お世話になったこの宿ともお別れだ。ほんといいところだ。ここは人に薦められる。あやさんともお別れ。あやさんとはまたオークランドで会うやろう。

さあ、Colvilleへ向けてのヒッチハイク。しかし、車が少ない。これはやばいかな。

ヒッチハイクを開始して20分ぐらいして、小屋らしき物を運んでいたおじいさんが止まってくれた。助手席にはワン公。ドンの家のタイソンといい、TUI Lodgeのシバとナラといい、NZの犬は人懐っこい。それにしても今日はいい天気だ。

このおじいさんにColvilleの市内で降ろしてもらったが、なんじゃこれは。なんもない。町の中心は雑貨屋と喫茶店だけ。ほんとこれだけ。俺はまじでびびった。今日はこの町に泊まろうとしたが予定変更。Fletcher bayに行くことにした。

Colvilleの町を少し歩いていくと、道がダートになった。やばい、車が通らんのでは。案の定、車はおろか人もいない。Fletcher bayまではここから29kmという道標を見つけ、俺は歩くことにした。

それから10分ぐらい歩いていると、途中まで乗っけてやると言ってきたカップルがいたので乗っけてもらった。なんていい人だ。しかし、乗っけてもらったのはほんの少し。またそこから歩き始めた。

それにしても何もない。人もいないし、家もない。俺は途中でやべえと思った。Colvilleに引き返した方が早いかなとも思った。しかし、神様は俺の味方だった。何と、Fletcher bayに行ったはずのダニーとカリーを乗せた車が俺の横を通りすぎた。彼女たちは昨日Colvilleに泊まったみたいで、どうやら宿の人が送ってくれるらしい。当然俺も乗せてもらった。

途中で、俺は初めて野生のイルカを見た。結構かわいいものだ。ダニーやカリーはだんだん美しくなってくる景色に感動していたが、まさしく礼文そのもの。俺はほんと懐かしい気持ちでいっぱいだ。

結局、車に乗って40分ぐらいかかったか。ようやくFletcher bayに着いた。車に乗らんかったらやばかった。あんな崖っぷちを歩くんはいやだ。

Fletcher bayはまさしく楽園。ダニーはHEAVENと表現してた。山の合間にぽつんとバックパッカーがあって、それ以外は何もなく、馬、羊、牛、豚と人間が共存している。山はアルプスのようだ。丘といった方がええかも。ほとんど木がなく、まさしく礼文だ。目の前の島は利尻から見た礼文にそっくり。とにかく、good view。桃源郷だ。

この近海では魚も豊富で、この宿の人は鯛を釣りまくっていた。それもでかい。全長1M近くあるのもいた。それにイセエビも。なんと鯛を釣った兄ちゃんが俺に鯛の切り身を分けてくれた。おお。俺は速攻さばいて刺身にした。醤油を持ってきてよかった。まさかこんなところで刺身が食えるとは。それも鯛やで。うーん、うめぇ。これでわさびがあったら。宿の人は皆びっくりしてた。

ほんとここは楽園。来てよかった。夜には宿のオーナーがチキンを焼いて持ってきてくれ、その上ビールもくれた。なんていい人や。その後、火を囲んでいわゆるキャンプファイヤーみたいのもあった。

俺が一番びびったのは、そう星だ。むっちゃきれい。これはネパールのヒマラヤ並みだ。サザンクロスの中にあんな星があったんや。ミルキーウェイも見られる。これはずっと見ていてもいい。星がありすぎて、いつもは簡単に見つけられるサザンクロスがわかりにくい。まさしくプラネタリウムだ。ここは楽園。Bay of islandsよりもええ。探偵ナイトスクープの桂小枝のパラダイスにでてもええ。














昨日、念願のオールブラックスの試合を見に行きました。今年唯一のオークランドでの試合とあって、会場は超満員。相手はイングランド。念願の踊り「haka」も見て、ついにキックオフ。前半はほぼ五分五分の展開で、1410のオールブラックスリードで、後半は一方的なオールブラックスのペース。結局4010でオールブラックスの勝ち。さすがに世界一強いチーム。来月からはオーストラリア、南アフリカとの三つ巴戦がスタート。この3カ国が今世界のトップレベルといってもいいだけに、それと最大のライバルオーストラリアとの試合が始まるというので、NZ人は楽しみにしています。







さて、今からオークランドを離れて、再びタウランガに戻ります。明日からpruningがスタートします。また、新しい仲間が集まり、みんな仕事を待っています。さあ、タウランガまでのヒッチハイク。では、また会いましょう。

P.S.
札幌の徳さん、新聞と雑誌有り難うございました。
札幌のあやちゃん、手紙着きました。ありがとう。