全国1億2500万人の加藤学ファンの皆様
バヌアツ親善大使、日本上陸ツアー 第1弾 「北海道、東北」編
皆様、お待たせ致しました。私が加藤学です。私は今、長野県の八ヶ岳の麓、 |
9月18日 礼文−稚内 ferry 稚内−札幌 314km 9月24日 札幌−函館 250km 9月25日 函館−青森 ferry 青森−大潟村(秋田)178km 9月27日 大潟村−蟹田町(青森)294km 9月28日 蟹田町−脇野沢村(青森)ferry 脇野沢村−大畑町(青森)132km 9月29日 大畑町−大潟村 307km 9月30日 大潟村−白鷹町(山形)284km 10月1日 白鷹町−野田(千葉)378km 10月5日 野田−仙台(宮城)349km 10月6日 仙台−いわき(福島) 146km 10月7日 いわき−東京 223km 10月10日 東京−牟礼村(長野)302km 10月11日 牟礼村−原村(長野)194km |
旅のスタイルはNZでのヒッチ、テントとは違って、バイクと基本的にはテントですが、仲間との宴会が続いて疲れたらテントで寝るってところでしょうか。今回、近くに行きながら連絡しなかった皆様(特に札幌と東京近辺の皆様)、どうもすいません。日程的に先に急いでいたので、どうしても時間が取れませんでした。
さて、先日第1弾が終了しましたが、東北はおもしろい。特に、青森は奥深い。秋田の能代市から鯵ヶ沢(青森)までの国道101号の素晴らしい事。景色はいいし、ヘアピンの連続で走ってて最高。津軽半島の龍飛岬では石川さゆりの世界を味わい、下北の先端、大間崎は本州最北端、恐山の近くの薬研温泉にある無料露天風呂、カッパの湯。八甲田、奥入瀬、十和田近辺の火曜サスペンス劇場に出てきそうなルート。最高でしたね。
日本海側では、この時期新鮮なさんまが食えない事を知り、一旦東京に戻ってからまた石巻港までさんまを求めて北上しましたが、東海村を通って被爆(?)し、仙台に向かってる時は、久しぶりにあばれはっちゃくの親父(役は東野英心、昔の水戸黄門役の東野英治郎の息子)の心境(父ちゃん情けなくて涙が出てくるわ)になりましたが、今年の礼文のお客さんと一緒に石巻港に向かい、水揚げされたばかりのさんまを自分でさばき、醤油(当然キッコーマンやで、五十嵐)と生姜で食った時のあの充実感。
「自分で自分を誉めたい。」
またもや有森裕子。もう、最高。
旅先で色んな人に会ったり、仲間に再会し、地元の人々と触れ合ったりと、ここまでのところは良かったですね。秋田のきりたんぽも旨かったし、山形のそばも旨かった。しかし、何と言っても石巻と小名浜のさんま。ああ、私が追い求めたあの味。まさしく、beyond description!!
さて、これから北陸、山陰と向かいます。その後は九州で、そして瀬戸内を通って大阪に戻るのがおそらく11月20日ぐらい。ひょっとしたら、12月に入るかもしれない。とにかく行き当たりばったりで、当初の予定ではこの時期には舞鶴近くまで行っているはずでした。先の読めない展開で、私のいつもの海外での旅のスタイルです。
では、次は11月上旬の佐賀辺りでお会いしましょう。
● 民宿はまなすホームぺ−ジ開設
今回、途中の札幌で私がいる礼文島の「民宿はまなす」のホームページを作成してきました。アドレスは、
http://www.tabi-hokkaido.co.jp/hamanasu.html
です。これは、「北海道おもしろ情報」という旅行誌の社長から依頼された仕事で、この雑誌がこの10月からホームページを立ちあげる事になり、それに便乗した訳です。うちの民宿の親方はコンピューターの事は全くだめなので、代わりに私につけが回ってきました(いつものこと)。この雑誌のホームページは、
http://www.tabi-hokkaido.co.jp/
で、このページを立ちあげて、道北地域をクッリクし、その中の礼文島の欄に「はまなすHP」があるので、そこをクリックしてもいいです。10月にできたばかりなので、まだ検索語の登録はできてませんが、いずれはyahoo Japanには登録するつもりです。尚、はまなすのホームページを画面で見ると、文章と写真がアンバランスに見えるかもしれませんが、それはA4でプリントアウトできるように設定致しました。もし見づらいのなら、ソースモードにして表のサイズを変えて下さい。
● ここで偶然のエピソード
長野県原村にカナディアンファームというケベック料理のレストランがある。私が学生時代に夏は礼文、そして春はここで居候していたが、ここのオーナーのハセヤンは古材を使って家を建てる傍らレストランを経営し、私はハセヤンの元で大工をしたり、レストランで働いていた。ちなみにハセヤンの息子の大樹は現在、雑誌「men’s non no」の専属モデルで、ファームの生活と東京でのモデル生活で多忙な日々を過ごしている。ライダーになったばかりの大樹は私の旅に同行したがっていたが、仕事の都合がつけば山口辺りで会おうと言う話になった。もし、機会があれば大樹を紹介しよう(応援してやって頂きたい)。
ここのレストランにコックである私の親友フレデリィク(通称フレちゃん)がいるが、フレちゃんは5年前初めて日本に来た。カナダのケベックから来たので、フランス語と英語、それに片事のスペイン語しか話せなかったフレちゃんに、私は毎晩日本語を教えてあげた。そのせいか、フレちゃんは今でも私の事を恩師と思っているが、当然私が教えたのは大阪弁だ。
「かまへんかまへん」「おおきに」「ええかげんにせえ」「座りなはれ」
「ちゃうちゃうちゃう?−うーん、ちゃうちゃう。」
といった具合だ。しかし、周りの人間からは今でも私に非難が浴びせられるのは言うまでもない
そんなフレちゃんは同じ居候のむっちゃん結婚し、今は子供2人と仲良く暮らしている。先日、私はフレちゃん一家を訪ね、久しぶりにその長男(大和君)とも再会し、大きくなった大和にビックリしていると、なんと大和は私と同じ血液型で、誕生日も一緒で、同じねずみ年と言う事が判明した。それを知ったフレちゃんは大喜び。それもそのはず、フレちゃんは私を師匠と仰いでいるのだから。更に驚いたのは、娘の誕生日が私の姉と同じだった。なんとも偶然。フレちゃん一家と加藤家とはなんか繋がりがあるのか。そんな、2歳の大和に私は、
「お名前なんですか?」
と聞くと、
「僕、どらえもん。」
と返してきやがった。私はこんなボケをフレちゃんに教えた覚えはない。私は一瞬フレちゃんを睨んだが、フレちゃんは我が息子のボケに大笑い。私が教えてきた日本語教育はどこに行ったのか。大和のボケは私と全く違う芸風。当然、その後私は大和とフレちゃんを説教した。
P.S. 九州在住のNZ, OZ関係者、それに九州在住の礼文のお客様 やっぱり今年の阪神は最下位やった |