週刊はまなす(622日号)


今年の礼文は寒い。まだストーブをつけている。最高気温が10℃ぐらいかな。しかし、今日は突然晴天になり、気温も20℃近くまで上がった。こんな日は今年初めてかな。今日のお客さんはラッキーだった。

今年も礼文に帰ってきた私だが、記念すべきmillenniumのはまなすのスタッフは大将、私、去年同様3年連続のいづみさん、そして新しいメンバーのバンジー。おバンジーちゃんは京都出身で、先日まで沖縄の与那国にいて、それまでの1年間は座間味にいた。はっきり言っておばかな子だ。この寒い最北限の島にスノーケルと水着を持ってきて、いきなり我々に向かって、

「ビーチはどこ?
と訳の分からんことをほざいてた。できるもんならスノーケリングしてくれ。但し、珊瑚はないで。ウニは取るなよ。また、これがよう笑う。彼女は間違いなく笑い屋のおばちゃんになる。私が断言しよう。

今週は15日にウニの旗が揚がった。今年初のウニ漁。価格はまずまず。とにかく、天候が悪く、この1週間で晴れた日は少ない。海もしけてて、漁に行けない。20日にはノナ(ムラサキウニ)の旗が揚がった。そして今日はウニ。これから満室が続くと言うのに、もっと揚がってほしいものだ。

ホームページを立ち上げて、今年が初めての年。お客さんの反応はまずまずで、ホームページを見て来たというお客さんも結構いる。やはり、世間はインターネットだ。我々もその流れに付いていかないと。

15日に去年も来てくれた東京の松坂さん、静岡の中村さんと宴を開いた。そして、19日には東京の溝口夫妻、伯井さん、常呂の町中さん、そして地元のバスガイドさんを呼んでの宴会。両日とも大将のギャグは炸裂。いづみさんはマイペースで酒を飲みまくる。この酒豪ぶりにはただただ驚くばかり。おバンジーは相変わらず笑いまくってる。彼女の笑いの壷はよう分からん。ストライクゾーンが広すぎる。

さあ、明日から満室が数日続く。みんな気合いが入ってる。

今週はこんなところかな。

気候:雨の日はかなり気温が下がる。実際、曇りの日が多い。本州の気候では秋の終わりと考えてほしい。晴れれば暖かいが、とりあえずpull overはあった方がいい。歩かれる方は風除けの服もしくは雨具は必需。

花:アツモリソウはもうそろそろ終わり。先日、桃岩から元地灯台に向かう散策路で、アツモリソウが三株盗堀される事件が起きた。困ったもんだ。今、うちから徒歩3分の山の斜面でエゾカンゾウが満開です。あと、須古頓へ向かうバス通りでも。