全国26億人の加藤学ファンの皆様
日本全国離島シリーズ第27弾~奄美大島・加計呂麻島 (returned)~
「2つの台風の影響で、完全に予定が狂ってしまった」
皆様、こんにちは。今回は、奄美大島、加計呂麻島に行ってきました。 当初は、請島、与路島に行く予定でしたが、台風24号、25号の2つの大型台風の影響で完全に予定が狂いました。これまで何度も南の島を訪れましたが、もろ台風の直撃を受け、ここまで予定が狂ったのは初めてです。また、南の島を旅していて、早く湘南に戻りたいと初めて思いました。それだけ今回の台風2発の直撃は、精神的にも疲れました(後述)。 さて、次回は再度請島、与路島にチャレンジします。このままでは諦めきれません。 では、次回また会いましょう。 P.S. 台風で身動きできない中、その間、我が阪神タイガースは5連敗。で、最後は最下位で終了。今シーズンの戦力は、まだまだ広島に及ばないとは思っていたが、まさか最下位とは・・・。暗黒期ならいつも通りだったが、星野監督が来て、強い虎に建て直した後の最下位はさすがに辛い。 矢野新監督、まずは藤浪と秋山の復活を頼む。彼らが普通に働けば、Bクラスになることはない。頼むで。 「湘南より愛をこめて」 Oct/21/2018 Manabu Kato |
Yahoo HPより |
☆ツーリング中、唯一晴れた日~名瀬・笠利・大和・宇検~
|
台風24号 & 台風25号
この時期に南の島に行くということは、台風の影響を受ける可能性は否定できない。過去にもそういうことが何度もあった。この時期が嫌なら、台風の影響をまだ受けにくいもう少し早い時期に行くべきであるが、そうなると夏のシーズン真っ只中で混雑が予想される。せっかくの休みに南の島でも混雑の中にいるぐらいなら、台風の影響を受けてでもオフシーズンの方がいい。これが私の持論である。しかしながら、今回の台風の影響は、想定を遥かに超えていた。
|
|
鹿児島、奄美、一齧り
「島とうふ屋」(龍郷町) 奄美大島空港から名瀬に向かう途中にある店。奄美に行った人は、誰もがここの前を通っているはず。以前から気になっていたところで、昼時には駐車場は車でいっぱいになる。奄美に着いて中途半端な15時頃に向かったので、軽く豆腐料理を食べたいと店の方に伝え、揚げ出し豆腐と豆腐コロッケを薦めてくれた。店からは、軽く食べるならこれで十分と言われたが、本当にその通りだった。結構ボリュームがある。普通に美味しかった。 店にある湯豆腐、豆乳、みきはフリー。麻婆豆腐など定食のメニューも色々あり、小鉢もそれなりに充実している。豆腐ベースなのでそれほど重くないし。ここで飲むのもいいかもしれない。 |
||
「八方園大和店」(大和村) 名瀬を出て大和村経由で宇検村に向かっている際に、お腹が減って、道中でどこか見つけた食堂に入ろうと思い、大和村で見つけて入ったラーメン屋。「八方園」は名瀬の街中にもあり、ここはそこの姉妹店。あとで聞いたのだが、店主は昼はここで店を営業し、夜は名瀬で開店する。外観を見る限りでは怪しそうなところ。奄美ラーメン、いわゆる、豚骨ラーメンを頼んだが、味は普通かな。麺が軟らか過ぎと思うが・・・。閉店直前に入ったので、店には他に客はおらず。店の方がひたすら誰かと電話で喧嘩してうるさかった。 |
|
|
「あま海」(瀬戸内町) 古仁屋の魚屋。ここでは食事もできる。「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」で訪ねたところ。 魚屋さんということで、ここで地場の魚をつまみに酒を飲みたかったが、お酒は置いていなかった。ショーケースにある刺身のパックをいくつか買って食べようとしたら、親切に店の方が刺し盛りを作ってくれた。刺身は美味しかった。しかし、しばらく台風で船が出ていなかったせいだろうか?魚屋さんなのだから、もう少しネタがあったらなあ・・・。 |
|
「せとうち海の駅・シーフードレストラン」(瀬戸内町) 港の2階にあるレストランで、ここも以前から来たいと思っていた。加計呂麻島から古仁屋に戻って、すでに雨も降り出していたので、夜までここで飲んでおこうと思っていたら、なんと閉店が14時。店に入ったのが13時半。おいおい、まだ船が行き来してるんやから開けておけよ。ここでは鶏飯と伊勢エビ汁を食べた。鶏飯は、醤油の味付けが強くて、鶏のダシが弱かったかな。ここで窓の外の海を見ながら、ゆっくりしたかったなあ。 |
|
|
|
|
|
☆Glance at Amami No. 1
|
宇検村にて
宇検村には以前から興味があった。5年前に一度だけ走ったことがあり、湾沿いにある穏やかそうな集落という印象。ここを改めて走りたい、と思っていた。台風の影響で予定が無茶苦茶になったのもあって、私は大和村経由で宇検村に向かい宿泊することにした。 宇検村に入り、すぐ目に付いた湾岸に立つ地図を見ると、その広さにびっくりした。湾岸に集落が点在し、端から端まではかなりの距離がある。過去に走った際はこんなに広かっただろうか?台風一過のこの日は、若干風は強かったが、湾内は海が穏やかで、湾内には養殖場が広がっていた。この地形は養殖に持って来いである。点在する集落毎に郵便局があり、奄美で盛んな土俵も見られた。 村内の宿泊所は数軒の旅館と「奄美大島開運酒造」が経営する宿「開運の郷やけうちの宿」がある。前日、私はここを予約した。ここの宿には以前訪れた「宇検食堂」が隣接する。できれば、夜は村の何処で飲んでみたい。そう思って、宿から役場がある集落まで偵察に行ったが、店は雑貨屋しかなく、飲み屋は見当たらない。村としてこんなに広いのに、なぜ飲み屋がないのだろうか? 宇検村と言えば、「奄美大島開運酒造」があるところ。「れんと」の「奄美大島開運酒造」は、「里の曙」の「町田酒造」と並ぶ黒糖焼酎製造所のツートップ。基本的に私は大企業の蔵元は嫌いだが、ここの雰囲気は良い。湯湾岳の麓に酒造所があり、ここからの伏流水を使用している。久しぶりに訪問したが、相変わらず、従業員の対応は良く親切であった。ここで昨年末に限定3,000本で製造された「れんと復刻版」を購入した。 湯湾岳(694m)にも向かってみた。役場の横のくねくねした山道をひたすら上がっていく。台風24号の影響で山から水が路上に流れ落ちている箇所もあり、多くの箇所で枝、葉が散乱し、地元の業者が清掃されていた。スタート地点の湾岸は暑かったが、頂上付近になるとさすがに肌寒い。頂上から展望台までは歩いて上がる。この山道は倒木、枝、葉が凄まじかった。展望台からは360度パノラマ。湾が一望でき、方向を変えると亜熱帯の森林が広がる。天気も良く、この旅でベストの景色だった。 宿ではコテージに泊まった。普通にホテル風の部屋でも良かったのだが、この日はこのコテージ1棟しか空いていなかった。で、中に入ってびっくりした。ベッドが2つ、冷蔵庫、キッチン、テレビ、トイレ、風呂、洗面所、洗濯機が装備されていた。普通の家やん。コテージってこんなものか?天井にはファンがあるし。これで1泊2食付きで10,200円はお得と思う。隣には、宿泊者は無料で入浴できる「やけうちの湯」がある。 |
夜は宇検食堂で食べた。他に食べる処がないので仕方がない。食堂の通常メニューから単品を頼んでも良かったのだが、私は宿が用意する料理を頼んだ。夕食は懐石。次々と小鉢が出て来る。台風の影響でしばらく海に出られなかっただろうから、新鮮なネタがないのは仕方ない。しかしながら、言い方は悪いが、こんな田舎でよく考えられた懐石料理である。肉も魚もバランスよく、シメは鶏飯。この辺りには食べる処がないので、食堂には地元の人達もいて、彼らは通常メニューから定食を頼まれていた。私は、これらをアテに「開運酒造」の黒糖焼酎を次々と飲んだ。 食堂を出ると周りは真っ暗。となると、星が無茶苦茶きれいだった。私はしばらく暗闇の中を上を見ながら歩いた。 コテージに戻ると、事前に集落の雑貨屋で購入したビール、酎ハイを飲みながら、1人二次会をした。これまでの数日、誰かがいた宴が深夜まで続いていたので、たまにはこうやって1人で静かに飲むのも良い。周りは静か。私は天井にあるファンの下のテーブルで、特に何をするでもなく考えるでもなく、ボーッとしながら飲んでいた。 特別なことはしなかったが、非常に充実した宇検村での滞在だった。 |
☆「開運の郷 やけうちの宿」
|
|
我が阪神タイガースのことは忘れたかったのに・・・ & ぶれぶれやないかー
台風の影響がなくても、1日古仁屋で飲む予定にしていた。古仁屋の街はコンパクトで、店の数も限られ、個人的に気に入っている。前回ここを訪れたのは1年半前。 新たな店に行くか、前回の店に行くか迷い、まずは前回と同じ居酒屋「美喜」に行くことにした。店に入ると、大将から、 「前に来たことない?」 と言われた。 開店して間もない時刻に入店したが、3席あるカウンターにすでに常連さんが2人いた。地元ではない私に周りが聞く内容はいつもと同じ。 「どこから来た?」 「いつまでいる?」 「どこに泊まっている?」 など。 できればここで地場の食材を食べたかったが、台風の影響でしばらくの間、漁に出られていないだろうから、地場の食材はほとんどなかった。港にある生協では、次の台風に備えて食材が買い占められ、棚から食材が消えていた。前回同様、私はシビの腹皮のみそ焼きを食べた。この辺りではシビの腹皮を食べる。カツオに比べると肉厚があり、結構美味い。 ここで、たまたま私が黒糖焼酎好きであることを伝えると、大将は、幻となっている「瀬戸の灘」を少し飲ませてくれた。嬉しい、何処かで飲みたいと思っていた今となれば幻の焼酎なので。この焼酎は製造されてそれなりに年月が経っているので、味はかなり丸くなっていた。満足満足。 古仁屋、いい。楽しい。 |
「美喜」の後は、寿司屋「やぐら鮨」に向かった。同じく、台風の後なので、ネタは余り期待できないだろうが・・・。店はそこそこ広さがあり、L字型のカウンター、座敷、テーブルがいくつもあった。店は、親子(母・息子)で経営されている様子。店に入っていきなり目に飛び込んできたのは、壁に掛かっていた我が阪神タイガースのハッピ。もう今年は阪神のことは忘れたいのに、なんでや?なんでこんな所まで来て、トラを思い出さなあかんねん。今シーズンを振り返るだけでも辛い。また今年も最後にいつものように失速。いや、今年はシーズン中、ずっと失速していたと言ってもいい。 そんなことを思いながら、阪神のハッピの周りを見渡すと、読売とDeNAのユニフォームも掛かっていた。おい、ここは一体どこのファンの店やねん。セリーグのライバル3球団がなんで同じ店に揃ってるねん。軸がぶれぶれやないか。 DeNAは、秋季キャンプに奄美大島に来るので、奄美では案外DeNAファンが多いので、DeNAのユニフォームがあるのは分かる。店の方もDeNAファン。で、なんでトラと読売もあるねん?どうやらトラと読売ファンの客が、このハッピとユニフォームを店に飾ってほしい、と言ってきたらしい。で、DeNAファンではあるが、店としては客の頼みは断れない、と。このユニフォーム騒動が余りに印象が強く、ここで食べた料理のことはほとんど頭に残らなかった。 最後は前回も訪ねた「クローバー」。ここは姉妹でやっているスナックで、前回は妹さんとカウンターで話した。今回も妹さんとカウンター越しに話した。前回も感じたが、古仁屋にはスナックが多い。街の規模を考えると、その数は信じられないぐらい多い。娯楽が少ない街なので、パチンコと飲むことぐらいしか楽しみがないのは分かる。客は特別な酒を飲む訳ではなく、スーパーで売っているパックの黒糖焼酎をピッチャーに入れられたものを飲む。つまみは乾きもので、歌いたい人がカラオケを歌う。で、これで2,000円。この価格だから客が毎日来られるし、商売としても成り立つ。観光客としてぼってくる店もある中、非常に明瞭会計な店である。 |
|
|
|
☆Glance at Amami No. 2
|